二人のためになる喧嘩の仕方とは?!


今日は、『二人のためになる喧嘩の仕方とは?!』をお送りします。 



親兄弟だろうが夫婦や恋人だろうが、できればいつも仲良く良好な関係を保ちたいものだとは思います。好き好んで何かしらネタを見付けては喧嘩を吹っ掛ける必要は微塵もありませんが、しかしながら夫婦や恋人同士の場合、元を辿れば別々の環境で生まれ育った赤の他人同士です。いくら相性バッチリの二人だとしても、時にはストレスも溜まるでしょうし、価値観の違いから気持ちのすれ違いや誤解が生じることもあるでしょう。それは自然な人間関係の形なのではとさえ思います。  


だとすれば、寧ろ些細な揉め事を我慢せず、溜め込まず、お互い正直に打ち明けるべきなのだと思います。例えそれが原因で関係がギクシャクしたり、言い合いや喧嘩になったとしても、お互いを大切に思う気持ちがベースにあれば、何も問題はありません。二人がより関係を深め、お互いをより良く理解することができ、より必要な存在だと言うことを改めて認識し合うことができる様になると思います。お互いをより良く知りたい、リスペクトし愛情を深め合いたい、相手を幸せにしたい、二人で幸せになりたい...そんな共通のゆるぎない願いで満たされているのであれば、その素晴らしい関係を二人で深化させていくことに役立つ‟喧嘩の仕方”と言うものがあると思います。 


お互いを傷つけ合う様な悪意に満ちた様な喧嘩ではなく、思い遣りを募らせるが故のトラブルは歓迎されるべきで、昔から‟喧嘩するほど仲が良い”と言われる様に、傍から見て結構な迫力の喧嘩だとしても、それが原因で別れることには繋がらないものだと思います。正に‟犬も喰わない”二人の喧嘩を敢えて避けようとせず、溜め込まずに発散してしまう、そんな上手い方法について考えて見たいと思います。 



<公平平等な喧嘩をする>  


喧嘩はそもそも腹立たしいことがあるから相手を非難してしまう訳で、かなりムカついてヒートアップしている状態ですので、一方的にマシンガントークを浴びせてしまいがちになります。怒りに身を任せてキレまくってしまうのだと思います。でも...そうなる前に良く考えて下さい。あなたが今、正に攻撃しようとしている相手は、どんな存在ですか?!。どれだけ大切な人ですか?!。とても大事な唯一の人をコテンパンに言い負かすことが出来たとして、あなたはそれで満足ですか?!。後で後悔することにはなりませんか?!。  


もし相手に感じているストレスをぶつけてスッキリする、瞬間的な自己満足に浸るだけの喧嘩は、お互いの存在価値を自ら貶めるだけで、何ら得るものがありません。自分達の関係にプラスにならないことは、初めからしないに越したことは有りません。じゃあこの積もり積もった負の感情をどうしたら良いのでしょうか...。そこは何としても踏みとどまって一旦落ち着きましょう。そして、何が問題なのかを整理しましょう。物事には色々な側面があって、見方によってだいぶ景色が違って見えることも多いと思います。 


更に、スッキリするだけの目的を捨てましょう。代わりに相手をより良く理解した上で仲直りすることを目的にしましょう。このお互いの理解を深めることが何よりも優先されると言う気持ちがしっかりと共感できていれば、何が問題で二人の本音のどこがどうズレているのかが良く分かります。感情的になりがちな気持ちを出来るだけ抑えながら、相手に分かり易く理解して貰おうと話し方や言い回しを工夫するでしょう。こんな前向きな喧嘩を繰り返していけば、お互いの価値観の違いがハッキリと認識出来ることになります。それこそが二人の関係を深化させるのだと思います。 



<話しを遮らず良く聞く>  


‟売り言葉に買い言葉”とは良く言ったもので、お互いの感情のぶつかり合いは火花を散らすことにもなってしまいます。初めはごく些細な事柄だったとしても、何故か引くに引けない感じになってボヤでは納まりが着かなくなって燃え盛る火事になるのだと思います。 


感情を上手くコントロールし易い人も居れば、冷静さを保てずに直ぐに瞬間湯沸かし器の様になってしまう人も居ます。また相手を罵倒する言葉が次から次へと止めども無く口から出て来る人も居れば、そもそも口下手で気持ちを上手く言葉で表現できない人も居ます。  


でも大事な人との喧嘩は相手を追い込むことが目的では無く、理解し合うことが大切な訳ですから、言い負かして優越感に浸っている場合ではありません。自分が思う事をちゃんと口に出すことも必要ですが、それ以上に相手が感じている事をしっかりと聞いて理解することが守るべき暗黙のルールなのです。話の途中で遮って自分の意見を押し通す様な真似だけは慎まなければいけません。 



<関係ないことを持ち出さない>  


喧嘩が勃発して暫く言い合いが続くと、段々とお互いに言いたいことを全て吐き出してしまい、同じセリフを繰り返してぶつけて「それ、さっきも言ったじゃん!」と勢いだけがおさまらない感じになってきます。そんな時にありがちなのが、「いつもそう、この前もそうだったし、あの時もそうだった!!」と過去のことをほじくり出して攻めの材料にしてしまうのです。 


相手にしてみれば「それ、全く関係ないじゃん!!」と言い返したくなりますが、怒り心頭に達していると、もう感情をぶつけることが目的で、使える材料は何でも良くなってしまいます。全くもってそこから得られるものは何もありません...。過去の関係ない事をいきなり持ち出すことは止めにしましょう。  


いい加減にどちらかが妥協してグッと堪えて仲直りするのではなく、見方、考え方、感じ方がそれぞれ違うことを理解しあい、納得して認め合いましょう。そうすれば喧嘩の際に言うに事欠いて昔の出来事を持ち出すことも無くなるのではないでしょうか。あくまで目的はお互いをより良く理解することなのです。 



<正しい事には同意する>  


相手が感じている不満やストレスはお互いが共有すべきです。それが基本に無ければ二人の関係は成り立ちません。正しいとか間違っているとか、ハッキリ白黒と決着が着くことばかりとは限らないと思いますが、相手を大切に思うこと、お互いの関係をより良いものにしたいと考えているならば、ほんの少しでも正しいと思えることがあれば、その場ですぐに同意しましょう。  


自分の考えや行動が間違っていたと少しでも反省することがあれば、その場で「ごめんなさい。」と謝りましょう。意地を張って騒動を長引かせれば良いと言うものではありません。冷静にお互いの言い分を理解した上で、原因を分析して同じ衝突を繰り返さない様にするにはどうすれば良いのかを、二人で考えるのです。反発だけでは理解は深まりません。 



<お互いに勝とうとしない> 


最初にも触れましたが、相手にストレスをぶつけて瞬間的にスッキリする、コテンパンに言い負かして優越感に浸ることを目的にしてはいけません。あくまでお互いをもっと良く知りたい、理解し合いたい、と言う思いが強ければ、勝ち負けなんてどうでも良いことです。お互いに相手の言い分を良く聞き、納得し合い、同意すべきは同意し、謝罪すべきは心から謝罪し合えば、どちらも勝つことも無ければ負けることも無くなります。  


相手を尊重し、感謝し、褒め合い、愛情を深め合いましょう。価値観の違いを認め合って、冷静さを取り戻し、理解し合えて良かったと感じる事が出来れば、今までの険悪なムードがまるで嘘だったかの様に、優しさや暖かさや豊かさに満ちた‟惹かれ合う関係”をより強く意識し合うことが出来るでしょう。愛し合う二人の喧嘩とは、そんな風に仲直りすることまで含めての喧嘩であって欲しいと思うのです。 


今日も良い一日であります様に。 

  

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