なぜ上から目線なの?!(特徴編)


今日は、『なぜ上から目線なの?!(特徴編)』をお送りします。 



普段日常を過ごしていると、誰かが上から目線の見方や考え方、そして物言いをしている場面に遭遇することが、結構多い気がいたします。最近、年齢や性別にあまり関係がないことに気が付きました。私は今年60歳の還暦ですし、年齢から言っても仲人と言う職業柄からも、年下の方との会話が多いからそう感じることも多いのですが、無料面談とは言え、せっかくの新しい出会いだったり、お見合いや結婚と言う真剣な話題だったりするのに、上から目線で来られると...何か盛り上がらないと言いますか、気乗りがしないと言いますか...「何で今会ったばかりなのに上から目線なの?」「もしかして何か失礼なことを言ってしまった?!」「何か不快なオーラでも出してるのかな...」などと自責の念にかられ、色々と理由を探してしまうのです...。 


しかし、初対面で待ち合わせ時間に遅れた訳でもないし、身だしなみは一応ちゃんとしているし、オヤジ臭もしていないし、禿げ頭だけど髭はきちんと剃っているし、こちらは丁寧語で話しているつもりだけど...一通り自分の行動をチェックして特に問題が無さそうだと自覚すると、やっと不安な気持ちから解放されて、今度はその目の前でしきりに上から目線の物言いを繰り返している‟お客様”が何故終始上から目線なのかに俄然興味が湧いてきてしまいます...(笑)。「何でそんなに強気な発言をするのだろう」「これから二人三脚で婚活を進めて行くのに偉そうに振舞うんだろう」「何か得する事でもあるのだろうか...」と‟上から目線の相談者”の人となりが...もう気になって仕方ありません。 


そんな時、先ずは‟姓名判断”をしてみます...(笑)。実は中学の頃、当時まだ元気だった母親から見様見真似で身に付けてしまった姓名判断は、大人になってからも‟趣味”の一つとして対人分析ツールとなっていたのです。話題にもなりますし、場を和ませることにもなりますので、余興として即席で姓名判断をすることがあるのです。するとどうでしょう、不思議と自尊心が強いとか、時に傲慢な態度を取るとかの画数が結構な確率で入っている場合が多いのです。占った分析の結果としてご本人に伝えると、そこから以降の面談がスムーズに運ぶことになるのです。それでは、そんな上から目線になってしまいがちがタイプの人にありがちな特徴について考えて見ることにいたしましょう。 



<自己主張が強く強気な発言をする> 


自己主張が強い人間は、今の時代では寧ろ少数派だったりもいたしますが、上から目線の人の特徴でもあることは確かだと思います。極端な場合、根拠の有る無しに関係なく自分が主張することを曲げることはありません。何故か意見を押し通すことが目的になってしまい、強引な物言いに終始して相手の考えや意見を絶対に認めようとはしません。誰かから間違いを否定されようものなら、例え自分の主張が間違っていたとしても途端に怒り出して、その相手を敵視して徹底的に反論しまくります。客観的に見て合理的なアドバイスすらも受け入れようとはしないと思います...。 



<自分だけが正しいと思っていて人の意見を聞き入れない>  


自分を過大評価しがちで、いわゆる自己顕示欲が強いことが上から目線の人の特徴であると思います。とにかく誰かに認められたい、有能であることを褒められたい、まるで上野動物園の猿山のサルのマウンティングよろしく、言葉や行動の勢いで他人をけん制し圧倒し、自分の優位性を認めさせようといたします。自己顕示欲を持たない人はいませんが、この欲求が強すぎる人は、独り善がりな性格を他人から疎まれてしまうことが多いと思いますが、裏を返せば自己防衛本能の塊に近いことがあり、実際は精神的な弱さや自信の無さが背景にあって、相手を強く否定したり、先に攻撃を仕掛けたりする行動に出るのだと思います。この様な‟自分偉い!”の発想は時には相手へのダメ出しに終始したり、正に上から目線での‟アドバイス”を得意気にしたがる傾向にあると思います。 



<人の立場や気持ちを考えず相手への思い遣りに欠けている>  


とにかく自分の口から出る言葉が相手をどんな気持ちにさせるのか、どんな受け取られ方をするのか、と言ったことに考えを巡らせたり、思い遣ったりすることがないのは、上から目線の人の特徴だと思います。例え自分の一言で相手を傷付けてしまったりしたとしても特に何か後ろめたさを覚えたり、申し訳ない気持ちになったりすることはありません。自己中心的な考え方がとても強いので、正論だと信じてやまない自信は留まるところを知らず、相手の痛みを感じさせたり、不快な気持ちにさせることを気にかけることは無いのです。 



<お互いを尊重した会話が成り立たない>  


上から目線の人の特徴として、「ありません」「でも」「分かりません」「しかし」「だめです」「違います」と言う風に、相手の意見を決して肯定することはありません。もう話の途中で、どう言って否定しようかと考えてしまいます。屁理屈でも相手をねじ伏せて、それこそ「そうだね、君が正しいよ...」と認めさせるまで攻撃と言うか口撃を緩めることはありません。相手の意見に共感したり、お互いの存在を尊重し合ったりすることはありませんので、会話しても意見が噛み合う事はありませんし、何か生産的な議論とはならず、まるっきり時間のムダと言うことになってしまうのです。 



<まとめ>


上から目線の人の特徴をいくつか考えて見ましたが、彼ら(彼女ら)は、子供の頃から親や兄弟や友人といった、ごく身近な存在を敬い認め合い尊重しあう中から共感が生まれ、合意が成され、問題が解決され、より豊かな次元の人間関係や生活環境が形成されて行くプロセスと言うものを残念ながら知らずに育ってしまった今の姿が、客観的にどう評価されるものなのかを全く意に介していません。そこが悲劇的なところだと思います。次回はそんな上から目線の人達が、何故その様な振舞いをするのかの心理を考えて見ることにしたいと思います。 


それでは、今日も良い一日であります様に。   


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