恋愛に一歩踏み出すには?!(その1)


今日は、『恋愛に一歩踏み出すには?!(その1)』をお送りします。 



恋愛は恋に始まり愛を育む途中のプロセスであり、普段の生活を豊かにし、潤いと刺激を与えてくれるスパイスの様なものです。昨日までの5日間に渡って、恋、愛、恋愛について色々なアプローチで定義、心理、分析、ノウハウ、等々を考え来ました。そして何故恋愛に臆病になってしまうのか?の問題提起もいたしました。そこで今日からは、恋愛の障害となりうる問題を丁寧に乗り越えて新しい恋愛に積極的に踏み出すために何をするか?!を考えてみることにいたしましょう。先ずは「過去の恋愛を引きずっている」場合についての対処法です。 



<思い出は美化される>  


とかく思い出は美化されやすいと言われますが、人の心理は自分に都合よく記憶を再構成したり、解釈を変えてしまったりしてしまいます。別れたのには相当の理由があった訳ですが、時間の経過とともに出会った頃のトキメキ感だとか、恋愛が成立していた期間の良い思い出ばかりが記憶に残されます。別れた原因だとか経緯とかは、ある意味自分を否定することにも成り兼ねないので、そこの部分は“忘れる”と言う方法で消去してしまいます。  


すると、新しい相手との出会いが目の前の現実になりつつあっても、その印象や満足のレベルが、今や良いだけの思い出と化してしまった“元カレ”“元カノ”と出会った時のストーリーと比較して、物足りなさを感じてしまったりすると、もう一歩踏み出せずに躊躇してしまうことがあります。しかし不思議なことに、思いっきり引きずっていることに余り自覚は無いと思います。何故なら、その基準になっている思い出そのものが、事実と乖離し都合良く塗り替えられた“理想的な恋愛基準”になってしまっているからなのです。 



<ちゃんと失恋する> 


失恋のケースは様々でしょう。「心変わり」、「相性が合わない」、「浮気」...。それにその時のスタンスも様々でしょう。「実は片想い」、「遠距離恋愛」、「不倫」...。また、別れるに至ったプロセスも百人×百通りのエピソードがあると思います。人間は弱い生き物で、失恋をしてしまうことに臆病で無防備で何とか真正面から向き合わずに済ませようと、自分を精一杯“痛手”から守ろうとします。その結果、失恋に至った理由やその責任までも相手本人を含む自分意外の存在のせいにしてしまいます。“自分は悪くない”悲劇の主人公として祭り上げてしまうのです。すると、厄介なことに“未練”だけが残ってしまいます。やはり“ちゃんと失恋する”ことが大切になります。 


その方法は、先ず失恋を詳細にもう一度振り返り、全ての原因と理由を全てリストアップしましょう。次にその一つ一つに自責と他責の両方を書き加えましょう。そして敢えて自責の部分だけを残し、その一つ一つが失恋にどう作用したかを考えましょう。ここまでやってみると、今まで無意識のうちに逃げていた真正面から向き合う姿勢を改めざるを得なくなります。悲しさ、悔しさ、寂しさの堪え難い感情が、実は自責に因る部分が結構ある事に気付くことができるのです。そうすることで、“失恋”の割り切れない不条理さが、初めて不思議と腑に落ちる感覚が生まれます。 


自責を認めることで、他責を追い求める気持ちが自然に薄れていきます。自分の中で大きかった“失恋”の痛手は、失ってしまった相手の存在そのものの価値よりも、実は自責に目を向けずに他責を追求し続けたい自己防衛本能だったことを、やっと理解できる様になるのです。すると以前とは少し違った、より深い次元での悲しさ、悔しさ、寂しさが改めて込み上げてくると思います。その気持ちを素直に受け止め感情を溜めずに表に出しきってしまいましょう。この荒療治をすることで、過去の恋愛を引きずることからは解放されると思います。“ちゃんと失恋する”と言う、このプロセスが必要なことに気付かない限り、新しい恋愛に踏み出しても同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高くなってしまいます。 



<恋愛以外にも軸足を持つ> 


ついつい“元カレ”“元カノ”のことを考えてしまう様な心理状態は、他に優先すべきものが見当たらない、何かに夢中になる大切な物が欠けている、とも言えると思います。過去の恋愛に繋がる様なものを全て処分し、スマホも変え、できれば引っ越しをして思い出の場所から離れましょう。物理的に記憶を辿れない様に仕向け、生活環境を一新するのです。 


そうすることで、過去の恋愛に囲まれていた日常が消滅します。空虚になった精神状態は、正に“無の境地”です。“無の境地”は好奇心が旺盛に働く状況とも言われています。聞きたかった音楽を聴き、見たかった映画を見て、読みたかった本を読み漁りましょう。仕事でも新しい企画を出したり、新規のプロジェクトへ自発的に参加したりと、活発な好奇心の赴くままに行動し、自分の個性を思う存分活かせる様な“軸足”を作りましょう。生活の基盤がしっかりとして行動の範囲や関心の幅が広がることで、“失恋”から立ち直り、引きずっていた自分の“過去”への免疫が出来て、精神的にも一回り大きく強くなったことを実感できると思います。必ずプライベートも充実して新しい恋愛に踏み出す意欲が湧いてくることでしょう。 


今日も良い一日であります様に。   


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