シンママ&シンパパの再婚(その5)


相談所も色々、会員も色々、仲人も色々です…。日々の活動を通して、“心に移りゆくよしなし事” を気の向くままに(気が向いたときに...)少しづつお話しして見たいと思います。 


今日は、『シンママ&シンパパの再婚(その5)』をお送りします。 


 シンママ&シンパパが、もう一度新しい幸せを掴みたいと再婚を考えた場合、“子どもファースト”の考え方を通したい、と言う場合がほとんどだと思います。その時気になるのが“子どもの気持ち”です。いったい子供は親の再婚をどう考え、どう受け止めようとしているのでしょうか。そして、気持ちを知った上での対処法を含めて考えて見ましょう。  


<親の再婚への子供の気持ちと対処法> (出典:まりおねっと、親子ネットNAGANO)  


①嬉しい気持ち  


子供の中には、周りの友達と比べて父、母親が居るということが羨ましいと思っている子も居ます。友達が休みの日に「お父さんとキャッチボールをした」、「お母さんとお菓子作りをした」という様な日常の何気ない親子話を聞かされると、子供なりに「良いな…」「羨ましいな…」と思うものです。 


その気持ちがとても強い場合、居なくなってしまった父、母親の代わりになってくれる存在ができたという事は、子供にとっても嬉しく思います。子供の年齢が低い方が、この傾向が強いと思います。 


対処法としては、この場合は友達の話を聞いて羨ましいと感じているのですから、この想いを満たしてあげることが大切です。キャッチボールの話を聞いて羨ましいと思ったのであれば、同じ事をしてあげると子供も素直に受け入れることができます。 


②嫉妬する気持ち  


シンママ&シンパパになって、子供は私一人で守るんだ!と決意した方は多く、今まで以上に子供を気にかける為、子供との絆が深まったケースがよくあります。  


これにより、親子関係が良くなったということもあり、子供も自分には父、母親しか居ないという状態が理解でき、今まで以上に親を慕い絆が深くなることがあるのです。  


この様な状態での再婚となると、いきなり新しい父、母親ができると言われて、なかなか受け入れられず自分だけの父、母親を他人に取られたという気持ちが芽生えることがあります。親子関係が良好であればあるほど、この傾向は強まります。  


対処法としては、この場合は、自分の父、母親を他人に取られたというイメージを変えなくては、いつまで経っても嫉妬心は消えません。 


嫉妬心を消すには、子供に対してあなたにとってのもう一人のお母さん(お父さん)になりたいと思っているんだよ!と伝えてあげる必要があります。取られたという思いでは、子供は孤独感もありますから、それを拭う意味でも子供を安心させてあげることが大切です。  


親が再婚するということはお母さん(お父さん)の新しいパートナーができたということです。子供にとっては、これから家族を毎日支える(守る)養育親ができたということなのです。実親の存在は今までもこれからも変わらない。離れていても子を守り、愛していることに変わりはないということ、子供にとっては、新たに愛されるべき人が増えたということを伝えるべきです。継親は義理の子の新しい親になる必要はありません。 


良く聞く話として、「今日からきみのお母さん(お父さん)だよ」と、子どもから実親の面影を消し去ろう、亡き者にしようとするケースがありますが、これは子どもの福祉に適った方法とはいえません。「親は複数いる」「アディショナルペアレント(後から加わった親)」「実父は実父、継父は継父という個別の人間」という概念を取り入れた家族構築である事を教えることが大切です。 


③緊張感  


再婚により、直ぐに生活を共にするパターンも珍しくはありません。両親の離婚により、心の整理がつかないまま新しい父、母親との生活は、当人同士だと新婚生活の様な気持ちもあり新鮮ですが、子供にとっては赤の他人との生活が始まるわけですから、安住の地である自宅が緊張の連続になるのです。朝起きて夜寝るまでの間、子供が完全に打ち解けるまでは緊張状態が続くことになるのです。  


対処法としては、子供と慣れないのは、新しい父、母親も同じだ!といって、大人目線で考えてはいけません。子供の方が柔軟性はありますが、大人よりも随分と感受性が豊かです。つまりは、他人との生活に生じるズレには敏感に気付きます。緊張感を解す為には、子供が打ち解けるのを待つのではなく、大人から寄っていくスタンスで過ごすことが大切だと思います。 


④気を遣う 


再婚する二人は、お互いに惹かれ合い、愛を育み、一緒になろうと決めたわけですが、子供はそうではありません。惹かれたわけではなく、自分の父、母親に紹介されただけです。年齢が高い子であれば、仲良くなる為に子供なりに努力をする場合もあります。  


再婚する同士にとってお互いはパートナーですから、互いに支え合い甘えることもできるでしょう。しかし、子供からすれば形上は新しい父、母親になったとしても他人であることに変わりありません。 


どこまで甘えて良いのか分からず、どの程度反抗して良いのか?口答えをして良いのか分からず非常に気を遣うものです。まだ小さいから大丈夫という勝手な判断は危険といえます。 


この場合の対処法は、どんな子供であれ、再婚によってできた新しい父、母親に対しては気を遣うものです。急に慣らすのは無理だとしても、小さなことでもなるべく、こちらから寄り添ってあげることで、子供も徐々に甘えることができる様になるのではないでしょうか。 


⑤嬉しくない気持ち 


離婚の理由は人それぞれですが、当人同士がいがみ合い、喧嘩別れの様な状態で離れた場合でも、子供からすれば良い父、母親だったというケースは多く存在します。 


この場合、元父、母親のことが忘れられず出来ることならまた一緒になって欲しいと密かに願っている子供も居るのです。この不安定な時に再婚話があり、新しい父、母親だと連れて来られたとしても、当然喜べませんし、正直な気持ちとしては嬉しくないものです。  


元父、母親への想いが強いほど受け入れることができず、嬉しくないため余計に元父、母親への気持ちが高まってしまうことがあります。 


この場合の対処法は、元父、母親に対する思いが強いと、焦ってしまい、つい「忘れなさい」と子供に対して諭してしまいがちですが、これは逆効果です。あなたからすれば別れた夫や妻だったとしても、子供からすれば大切な父、母親といえます。子供の気持ちを尊重する為には、元夫や妻の悪口を言ったり責めたりしないことです。元父、母親と比べてしまったり、無理に新しい父、母親になろうとしない様に気をつけましょう。 


⑥嫌悪感  


子供が小学生位までは余り分からないものですが、思春期にもなると再婚によって自分の母親が女の部分、父親が男の部分を見せていることに気づき、嫌悪感を抱くことがあります。 


一度そう考えてしまうと、再婚相手のみならず、自分の親に対しても強い嫌悪感を抱いてしまうのです。反抗期とぶつかった場合は、一層反抗心が増してしまいます。一般家庭でも、両親の夫婦生活を目撃した子供は親に対して嫌悪感を抱くものですから、再婚相手ともなれば他人なので、よりリアルになってしまうのです。  


対処法としては、再婚すると、新婚気分に浸りたくなります。仲良し夫婦は子供にとっても良いことですが、スキンシップなどは控え目にして、子供の前ではあくまでも父親と母親でいましょう。それだけで子供の安心感は変わります。 


⑦不安定な気持ち  


再婚すると、特に女性は連れ子と共に名前が変わることが多く、引越しによって学校も変わります。子供にとっての日常がガラリと変わるので、子供が再婚に賛成しているケースや、再婚相手とのわだかまりが無いケースでも、周りの環境が変わることを嫌がり不安定になる子が居ます。特に小、中学校でクラスの友達と仲が良かったり、近所の友達とよく遊んでいた場合は、その地を離れること自体を嫌がることがよくあるのです。  


この場合の対処法としては、再婚するにあたり不安定な気持ちを少しでも和らげる為には、可能な限り今の環境を変えないことです。子供が居る側に引越す、名前を変えない、学校の校区を同じにするなど、大人が我慢すれば環境の変化は少なくて済むと思います。 


<おわりに> (出典:親子ネットNAGANO) 


子連れ再婚家庭の一つの概念として“パッチワークファミリー”と言う家族形態があります。これは、再婚する男女に連れ子がいた場合、連れ子たちがカラフルな色の継ぎ接ぎ(パッチワーク)に見立てる考え方です。離婚した父母+同居親の再婚相手+新しい兄妹姉妹+別居親の再婚した相手+新しい兄弟姉妹+その背後にある親族が、つぎはぎのパッチワークのように繋がりあっていくと言うイメージの家族形態です。 


離婚は次への幸せのステップであって、過去の相手を泥沼に陥れるためのものではありません。大切なのは、形じゃありません。そこに愛があるか否かです。離婚は夫婦の問題であり、親子の断絶を意味するものではありません。 


中には、元パートナーが子どもと会ってくれないというケースもあるでしょう。しかし子どもにその存在を悪く伝え、亡き者、もしくは悪者にする権利も義務も、監護親にある訳がないのです。子どもを本当に愛するならば、子どものため、未来永劫同じ失敗を繰り返さないためにも子どものルーツを捻じ曲げないであげて欲しいと思います。  


子どもは大人が思うより大人をよく見ています。そして理解しています。子どもが大人になったとき、笑顔で「今まで育ててくれてありがとう、大好きだよ」と言われたくない親なんていないと思います。もちろん、子どもも同じです。誰よりも愛し愛されたいと純粋に思って生きています。そして、誰からも愛され育った子ども達が、本当の意味で自立し、大きく羽ばたけるのです。  


今こそ、自分の生きる意味、役割を見つめなおしてください。 思い出を積み重ね家族になっていく。“パッチワークファミリー”を目指しましょう。誰の為でもない、あなたとお子さんのために。 


今日は、この辺で失礼します。   


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