嫁姑トラブルを回避するには?!(別居編)


相談所も色々、会員も色々、仲人も色々です…。日々の活動を通して、“心に移りゆくよしなし事” を気の向くままに(気が向いたときに...)少しづつお話しして見たいと思います。 


今日は、『嫁姑トラブルを回避するには?!(別居編)』をお送りします。 


結婚と同時に愛する旦那様にもれなく付いてくるのがその家族。かつてほど「義両親と同居」という形態は多くないようですが、離れて暮らしているからといって嫁姑トラブルが減っているわけでもありません。近年、子離れできない母親が増えるに従って、結婚後も姑から息子家庭への過干渉が続く傾向にあります。  


また晩婚化、少子化の傾向を受け、比較的遅めに結婚した嫁への「子作りプレッシャー」は以前よりも強くなっているとも言われています。せっかく婚活の末に、縁あって義理の親子となるのですから、できれば仲良く、少なくともトラブルは避けて付き合っていきたいものです。 


<嫁姑トラブル回避のポイント(別居編)> (出典:All About暮らし、たまひよ)  


①程良い距離感を保つ 


お互い他人同士ですから、土足で踏み込まないことは最低のルールだと思います。結婚当初は、息子しかいない姑は嫁に対して初めて娘ができた!と、喜びのあまりすべてに深入りをしてくる場合もあり、正直辛いと思います。しかし、時間の経過とともにお互いに気持ちのよい距離感を見付け、お付き合いが出来る様になってくるのです。 


いつの時代も嫁の頭を悩ます“嫁姑問題”。嫁の立場でも姑の立場でも、結局は他人。些細なことでイラっとしてしまうこともあるのではないでしょうか。そこを上手くやって行くには、「お互いに自分の考えを押しつけない」「相手の考えを尊重する」ことが大切です。  


それから、「良い嫁になろう」「仲良くしなきゃ」と考える真面目な人ほど、お姑さんに近づきすぎてしまう傾向がありますが、近づくほど仲良くなれるとは限りません。逆に近づきすぎることによって相手に負担に思われたり、見なくてよいものを見てしまって困ったりするものです。  


だからと言って、コンタクトは年賀状のみ、というのも寂しすぎます。ある調査では理想の嫁姑の距離は電車で30分程度で行ける場所だとか。プライバシーは保ちつつ、でも行こうと思えば気軽に行ける。つかず離れずのバランスを取りながら、お互いが気持よく過ごせる距離を探し、その距離感を上手に保つことが良いでしょう。 


②嫁が夫に対して偉そうな口調で接しない  


家の中では二人の関係は自由にすれば良いのですが、義両親、特に姑の前では夫を立てておきましょう。親にとって息子が嫁に偉そうにされているのを見せられるのは、実に嫌な気持ちになるものだと思います。 


③ツボを押さえたコミュニケーション 


訪問、電話、メール、手紙といったコミュニケーションの手段を上手に使い分けることが必要になってきます。 話をするのが面倒だと、何でもメールで済ませてしまうのはいけません。たとえば、安否確認も兼ねた「元気ですか?」のような挨拶はメールでもOKです。義両親も、都合のよい時に返事をすれば良いので、応える方としても気が楽と言うものです。  


一方、何かプレゼントなどが送られてきた時などは、すぐに電話を入れてお礼を言うのがポイントになります。到着してからの時間がたっていない方が、「喜んでいます」のニュアンスが伝わります。目的に合わせて様々なツールを使い分けることが“ツボを押さえたコミュニケーション術”になると思います。 


④姑は妻としても母としても大先輩  


人生の先輩として子育ての相談、家事の相談、アドバイスをもらうこともあろうかと思います。年上の人に聞く耳をもつことはある意味で得をすることもあることは間違いないでしょう。  


⑤悪いところは見ず、良いところを見る 


いったん感情がこじれると、どうしても目につくのは相手の嫌なところ、そして酷い点になりがちではありませんか?。 でも、どんなに鬼のようなお姑さんでも、探せば良いところ、素敵なところがあると思います。「口うるさいけど煮物はうまい」「最低な性格だけど字はキレイ」「嫌味な言動ばかりだけど家の中が片付いている」…。まずは相手の「嫌なところ」とセットで「良いところ」を見るようにしましょう。 


それができたら、次には素直に「このみそ汁の味付けはいいな」と良いところを認めるようにしていくと、不思議なことにだんだんと「ま、しょうがないか」と嫌なところが許せるようになってきます。「納得はできないけど、許せる」という心境になれば、お姑さんへのイライラもぐっと減るはずです。 


⑥結局は相性次第  


性格とか相性の良し悪しで義両親との関係性は決まるかも知れません。姑の性格がとにかく明るいとか、細かいことは気にしないタイプだったり、とにかく嫁である自分のことを良く褒めてくれるとか、夫の悪口も言い合える関係などは普通は有り得ませんが、相性が良ければ自然と良い関係性が生まれてくるのかも知れません。いくら姑が褒めてくれても、素直に喜べないタイプなら嫌になるでしょうし、結局は相性次第なのだと思います。 


⑦相手の価値観は変わらないと諦める 


良い意味での「諦め」も自分の気持ちを楽にするために有効です。相手は少なくとも何十年もその暮らし方、その言動、その考え方で世の中を渡ってきたのです。若い息子夫婦が生まれるずっと前から…。そんな筋金入りの価値観が、そう簡単には変わる訳がありません。 


価値観の違いを解決するためには「相手の価値観を変える」でも「自分の価値観を変える」でもなく、「相手の価値観は変わらないものだ」と先ず、諦めてしまうことです。1+1が必ずしも2になるとは限らないのが人生の面白いところ。「この人にとっては1+1は1なんだ」と相手の価値観を認めてあげることがポイントです。“みんなちがって、みんないい”のです。 


⑧夫に期待し過ぎない 


世の中の「嫁姑問題の解決マニュアル」などでよく言及されるのが「夫の役割」「なるべく間に入ってもらいましょう」「言いにくいことは旦那様に言ってもらいましょう」など、嫁と姑の間を取り持つ役目を持たせることを勧める記述が目立ちます。しかし、「夫に期待し過ぎないこと」が大切だと思います。 


昨今は母親べったりの男性も多く、間に立ってもらうつもりが、いつの間にか「お袋のこともわかってやってくれよ」と“姑応援団”になっていることも…。あるいは「仕事で疲れて帰ってきているのに、そんなことまでやってられない」と最初から関わりを拒否する夫も…。夫への過度の期待は、結局夫への失望感や不満につながり、夫婦関係まで悪化させてしまうこともあるのです。問題を解決するのはあくまでも自分。夫には、へこんだ時に癒してもらう程度の役割をお願いするつもりでいると良いでしょう。  


どんなに嫌な相手だったとしても、大好きな夫の産みの親なのです。感謝の気持ちで、コツコツと良い関係を築いていきましょう。 


 今日は、この辺で失礼します。  

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