相性について考える(番外編)


昨日のブログの最後に、匂いの話をいたしました。すると婚活中の女性からコメントをいただき、「たしかに、生理的に嫌だと思うお相手ってパーソナルスペースに近づいた時に感じる“ニオイ”で直感的に判断している感じがしています。逆に言えば、お見合いやデートをして、いくら自分の希望条件を満たしていたとしても、交際をしようと言う気持ちになるか否かは“匂い”なのか“臭い”なのかだと思います。しかも、好ましい“匂い”なのか不快な“臭い”なのかは、人によって違うことが多く、自分は問題ないと思っても友人にとっては全く受け付けられない“臭い”だったりするのです。その感覚は数値で測れるような種類のものではない、実に不思議な感覚で、まさに“相性”としか言いようがないものだと感じています。」  

まさに、私達人間のDNAに組み込まれた本能的な“相性”と言えるのではないでしょうか?!。匂いで異性を引き付け、さらには匂いでより生存能力の長けた子孫を残せる配偶者を探しているとは凄いことです。ニオイがダメだと思ったらそこで関係を諦めるのも本能的には合っているのかもしれません。今日は「相性について考える(番外編)」をお送りいたします。 


<自分に無いニオイを求めている>  

「あの人、いいニオイだな」と感じること、ありませんか? 無意識のうちにニオイで異性にひかれるということは意外と多いのです。ひかれる異性のニオイは、個々で異なります。人間の血液にはHLAと呼ばれる白血球のパターンがあり、人は自分と違うパターンのHLAを持つ異性のニオイにひかれる傾向があるそうです。これは自分や近親者と異なるHLAを持った異性を配偶者に選ぶことで、より多様な免疫機能を持つ子孫を残そうとする本能によるものと考えられています。 


<「恋人のTシャツ」には凄いリラックス効果があるらしい>  

大好きな恋人とハグした時って、行為そのものよりも、相手から漂ってくる匂いにグッときたりしませんか?そしてその瞬間、「あ〜安心する……」なんて思う人も多いのではないでしょうか。実は、恋人の匂いによるリラックス効果って、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)の研究により証明されているらしいのです! なんと男性よりも嗅覚が鋭いとされている女性に、恋人のシャツを嗅いでもらったところ、ストレスホルモンのコルチゾールが下がったという結果が出たそうです!しかも、「これは彼の匂いだ!」と嗅ぎ当てた被験者は、より効果が高かったのだとか。 


<いい香りはキスしたくなる瞬間>  

恋人関係ではなくとも、魅力的な異性を前にすると弱いもの。ふとした瞬間「キスしたい!」という思いに強くかられてしまうことだってあります。それは好みのタイプ、片思いの相手、ときに異性の友達にだって。キスしたい心理になるのは、匂いが引き金になったりします。ふとした瞬間のさりげない香りは、人間の本能を揺さぶり、思わずキスしたくなる気持ちへと誘います。ただし、香水のつけすぎはNG!相手の好みがわからないなら、石けんの香りなどの万人に好かれる匂いが無難です。 


<キスの相性診断> 

①キスのタイミング 

キスの相性の一つ目は『キスのタイミング』です。つまり、キスをしたいと思うタイミングが合うかどうかということです。あなたがキスをしたいって思うタイミングはいつですか?と言われても、ふとした時にキスしたくなる人もたくさんいるので、「絶対この時!なんてないよ!」と思うかもしれませんが、実はこれは深堀りしていくと、ある程度の法則が出てくるのです。

肌と肌が触れあった時、目があった時、眠い時、起きた時、などじっくり考えると、あなたにもキスしたくなるタイミングってきっとあるはずです。そして、あなたの中の法則ってあまり変わらないことが多いのです。無意識に欲していることが殆どなので、このタイミングが合うかどうかって実は生理的に合うかどうかに近い判断と言っても過言ではないのです。これは生理的な部分に近いので、男性も同じ考え方を持っています。ちなみに、このタイミングが今一つ合わない場合は、『キスしてほしい場面を伝えておく』ことでキスの相性が合っているように仕向けていくのです。お互いにとって、伝えておいてもらえることで、変に気を遣わなくてよくなるので、多少気が楽になると思います。ただ、完璧なフィーリングによるキスではないので、そこまで盛り上がらないかも知れません。相性という点では、やはり無意識にキスしたい時にするキスのタイミングが一緒だった!というのが最も幸せに感じるのも正直な所です。 


②キスの顔 

キスの相性の二つ目は『キスの顔』です。これも相性の上では重要です。キスはどうしたって顔が近付き、最も近くでお互いの顔を見ることになります。だからこそ、キス顔が合わないと、相性が悪いのかも?と判断してしまうこともあるのです。女性にとってみれば、普段は恰好いいって思える彼氏なのに、キス顔が原因で、どうしても良い雰囲気になることができずに、別れてしまうこともあるそうです。せっかくお似合いと思えても、キスで雰囲気が作れないと致命傷になってしまうのです。おそらく、このキス顔の相性って、そういうことだと思います。そしてもしキス顔の相性を克服できる対処法があるなら、ぜひ見つけて実践してみることをお勧めいたします。 

一方で、実はこのキス顔の相性って、女性よりも男性の方が気にしているらしいのです。男性としては、視覚で楽しみたいという意識が強いので、キスの時、目を開けたまますることが多い傾向にあるのです。だからこそ、キスの顔がかわいいと思えるかどうかは、男性にとってはとても大事な要素になるのです。目を瞑ってもたしかに良いキスに思えるかもしれませんが、それでは不十分!と言う男性も多い事でしょう。でも女性からしたら、メイクや肌を至近距離で見られるのって嫌なものでもあるのです。では、こんな男性に相性が悪いと思われないようにするにはどうしたらいいかと言えば、それは『薄暗い所でのキスを多めにすること』です。これなら、顔もはっきりは見えませんが、うっすらでも見えれば、男性は十分に満足してくれます。むしろ、薄暗くて、顔がはっきり見えないぐらいの方が、男性は喜ぶかもしれません…。 


③キスの味 

キスの相性の3つ目は『キスの味』です。これこそ、本能的な部分なので、相性という項目にふさわしいと思います。あなたは食べ物の好き嫌いはありますか?、ない方は、好き嫌いがある人に、なんで食べられないの?と思っている筈です。逆に、ある方は何でも食べられる人に、なんで食べられるの?と思っている筈です。これは、いつまで経っても平行線で、人の味覚、本能的な判断なので、どうしようもないのです。キスも同じで、特にこの繊細な感覚に敏感なのは男性よりも女性だと言われていて、好きな口の味、嫌いな口の味があるのです。これは本能、生理的という判断なので、仕方ありません。これがキスの相性です。食後のキスや歯磨きの後などなら、キスの味も変わってくるのでは?と思う人もいると思います。でも、そうではないのです。その人が持つ本質的な匂いや味なので、そう簡単には変わりません。そして、対処法としても、『歯磨きや口臭ケアでごまかす』という方法ぐらいしかありません。一方、男性はそこまで繊細ではないようです。その理由は、男性の方が刺激物を口に入れている事が多く、タバコやお酒、味の濃い食事などで味覚が少し鈍感になっているからだとされています。それでも、男性も近年では喫煙者はかなり減りましたし、繊細な感覚は充分に持ち合わせていると思います。そんな彼らにとっては、キスの味は重要で、相性の判断基準になると言えます。 


④キスの向き 

キスの相性の四つ目は『キスの向き』です。これは女性の方が強くこだわる傾向にあるようです。分かり難いかも知れませんが、自分が右に顔を傾けるようになっていないと嫌!という感覚です。キスの向きは人それぞれ得意不得意、好き嫌いがあるので、この相性が合わないと、気持ち良いキスと感じないのです。この場合、相手も自然に得意な向きや、好きな方に傾いてきていることが多いので、相性ははっきりと出てきてしまいます。今までの経験を思い返してみると、意外に特徴が出ているものです。ちなみに、この対処法としては『主導権を交代で持ち合うこと』です。キスの中でもリードする時、される時が交代することってあると思いますので、その時に、あなたがリードする時はあなたのしたい向きで、彼氏がリードしれくれる時は従って、という風に交代で主導権を持ち合えば、お互い気持ち良いキスができると言うものです。 


⑤キスの場所 

キスの相性の五つ目は『キスするところ(部位)』です。こちらは女性よりも男性にとって強いこだわりが出るそうで、どこにキスするかの相性って大事なのだそうです。でもそれなら寧ろ女性の方が気にしそうって思いますが、違うのです。男性がキスしたいと思って、キスしたところを嫌がられるかどうかで判断していると言うことなのです。それこそ、キスをおでこにしたら、彼女に嫌がられた…キスを拒まれているような感覚になって落ち込む。といった経緯になるのです。自分の愛情をどこまで受け入れてくれるのか、確かめたいのです。女性にできることは、受け入れてあげることですが、当然彼女の側にも嫌なところもあると思うので、我慢や無理をする必要はありません。それも相性なのだと割り切りることが必要だと思います。 


<キスで脳が相性をキャッチしていた> 

人はキスで男女の相性を確かめているようです。キスをした瞬間、相手の唾液から分泌される成分が脳に信号として送られて、相手の健康状態は良好か、遺伝的に近親性はないかなどのチェックが行われます。OKならばドーパミンが放出されて快感が得られ、NGならばストレスホルモンが発されて拒否反応が出るという仕組みです。これはキスが上手か下手かとは別の問題で、「子どもを産んで健康的に育てるのにふさわしい相手かどうか」を本能的に判断するのです。 


せっかくなら、お互いにとってキスの相性がいい相手を見つけて欲しいと思います。たかがキス、されどキスです。最高に相性の合うお相手を見つけたいのであれば、「あ、この人とのキスは何か違う」と感じるようだったら、その相手は結婚相手としては避けたほうが無難なのかもしれませんね。本能を信じて、相手を選んでみては如何でしょう。今日は、この辺で失礼します。 


(出典:KOIMEMO、TABI LABO)  

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