あるお見合いの顛末(その16)


※この物語は実話にもとづいては居りますが、あくまでフィクションとしてお読みください。 


交際成立から約一ヶ月が経過し、“果たされない初デート”を棚上げにすると言う、こちらとしては前代未聞の譲歩をしても、それを意に介していただく事はなく、“違約金逃れの会いたい攻撃”を続けていた先方も、昨日私が送った最後通牒とも言うべきメッセージからは、丸一日何も反応がありませんでした。今日は「あるお見合いの顛末(その16)」をお送りいたします。 


このまま諦めて“お断りの誠意”を示していただけるものと思っていたところ、夕方になって、「テリブル緑山の海中(仮名)」と名乗る人物から、一見すると事務的なメールが届きました。  

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お世話になっております。 

テリブル緑山の山本の代理で海中と申します。 

度重なるご忠告ありがとうございます。 

本人にも厳重に今後の活動に対し、注意させます。  

田中様は鈴木と「お会いすること自体あり得ない。関わりたくない。この一ヶ月を忘れたい。前を向きたい。と考えてます。」と申されていらっしゃるようですが、交際終了と言う事で宜しいでしょうか。 

また別のご縁があれば、よろしくお願いいたします。 

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何か都合の良い部分だけ抜き出してコピペしているな?!とは思いつつ、先ずは事務的なメールと信じて返信してみます。 

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 海中様 

お世話になっております。  

そちら様のご同意をいただいてから「交際終了」をお受けするつもりで、未記入にさせていただいておりました。 ご納得、ご理解を賜ったとのことでよろしいでしょうか。 

ご確認させていただきたく存じます。 

よろしくお願い申し上げます。 

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すると、一時間後にまた一見すると事務的なメールが届きました。 

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お世話になっております。テリブル緑山の山本の代理の海中でございます。 

田中様の交際終了のご意思に同意いたします。 

ステータスのご変更よろしくお願いいたします。 

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 何か妙に引っかかる言い方ではあるにせよ、“交際終了”へのステータス変更は断られた側が入力するのが通例なので、あくまで性善説に基づき事務的に返信すると同時に、ステータス変更をさせていただきました。 

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海中様 

お世話になっております。 

鈴木様からの「お断りの誠意」を尊重し、謹んでお受けいたします。  

今後の新しいご縁とご多幸を、ご祈念申し上げます。  

また別のご縁がございましたら、よろしくお願い申し上げます。 

追伸:今回の違約金を下記口座にて申し受けます。よろしくお願い申し上げます。 

銀行名:〇〇銀行 〇〇支店 

口座名義:〇〇〇〇〇〇 

口座番号:1234567 

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それ以降、先方からは何もメールが届きませんでしたので…やはり“老舗を名乗るIBJ正規加盟店”だけのことはあるなと思いました。一瞬でも、「悪意にまみれた自尊心の欠片もない行動を取るかも知れない。」などと疑ってしまったことを申し訳なく、反省いたしました。田中様へも「先方様からステータス変更を依頼され、先ほど入力いたしましたので、ご確認ください。」と報告を入れました。その日はそのまま何事も無く終わったのです。  

ところが、残念な事に、やはりテリブル緑山は性善説では事が済まないお相手でした…。丸一日経った翌日の夜に、“ちゃぶ台返し”のメールが届きました!。 

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お世話になっております。 

テリブル緑山の山本の代理の海中です。 

今回の件につきまして、 

IBJ本部に相談させて頂きました。 

誤って認識されているようですが、 

弊社会員はお会いしたいという意向でしたので、 

お断りしたのは、あくまで御社側だと弊社は認識しております。 

その為、今回の違約金に関しては、 

本来であれば御社が弊社に支払うべきものです。 


ただし、御社の主張として、 

お見合い後の、弊社会員の対応に誠実さを感じられず、「交際終了」としたい。  

そちらに原因があるのだから「そちら都合の交際終了」であり違約金を支払って欲しい。 


ということでしたら、双方の意見があいませんので、  

折衷案といたしましては、今回は双方違約金なしとさせて頂ければと思いますが  

如何でしょうか。(弊社としてはこれ以上の譲歩は出来かねます。) 


一方的に誤った料金を請求されるのは、 

弊社としては、到底許容できるものではございません。 

ご確認の程、宜しくお願い申し上げます。 

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やはり…そうきましたか…IBJ本部の名前まで出されては穏やかではありません。こんな展開にならないことを祈っておりましたが、空しくも、その願いは通じなかった模様です。“いったい誰が誰に何の理由で譲歩出来かねる”と仰るのでしょうか?!。ここまで約一ヶ月間もお相手の良心を信じ、“性善説”で真正面から交渉を続けたことが、どうも間違いだったと理解しなければならず、残念な気持ちで一杯になりました…。 

今日は、この辺で失礼します。

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