これで完璧!洋食マナーの心得(前編)

昨日、新しい元号が発表になりました。皆さんはどんな印象を持たれましたでしょうか。新しい「令和世代」に出会い、結婚し家庭を営み、子供たちを育む、これまでの歴史を未来へ繋いでいく。今、真剣に婚活をしている皆さんお一人お一人が成し遂げられる希望実現へのプロセスだと思います!。仲人カウンセラーとして気持ちが引き締まる思いです。 


さて、第二回目は「洋食マナー」です。和食の際の「箸の使い方NG」の様な細かな決まりごとはありません。何のためかと問われれば「お相手と、楽しく、美味しく、心地良い時間を過ごす。」と言うのが答えになるのではないでしょうか。これは何料理でも同じだと思います。そういう意味からすれば、左利きの方は平均すると世界中に10%前後いらっしゃるそうですので、ナイフとフォークを持ち換えて使っても良いでしょうし、お店によってはギャルソン(ウェイター)がお客様の左利きに気付いた時点で、ナイフやフォークやグラス類を並べ替えてくださる場合もあるくらいです。余り堅苦しく考えると食べたくなくなってしまいますからね。先ずは知識として知った上で実際に使って慣れることで、自然に身に着いていくものだと思っています。それでは、早速どんな種類があるのかと言う辺りから入って行きましょう。 


<フランス料理店の種類> (出典:Chef repo)  

①カフェ(仏Cafe):喫茶から軽い食事までを楽しめる店で、夜の時間帯にはアルコールを提供していることもあります。ドレスコードなし、子供の年齢制限もありません。 


②ブラッスリー(仏Brasserie):フランス風のオシャレな料理居酒屋。ビールをはじめ様々なお酒類を取り揃えており、お酒に合った料理も用意されています。ドレスコードなし、子供の年齢制限もありません。 


③ビストロ(仏Bistro):ビストロはブラッスリ-よりも小規模な料理居酒屋のイメージです。フランスでは、テーブル同士が近く家庭的でワイワイした感じのお店をビストロと言います。料理に関しても、やはりお酒に合わせた料理が用意されています。ドレスコードなし、子供の年齢制限もありません。 


④レストラン(仏Restaurant):日本では殆ど全てがレストランですが、本当はある程度高級なフランス料理店のことを言います。ドレスコードについては、基本的にジャケット着用で、カジュアル過ぎない服装が好ましいです。子供の年齢制限がある場合もあるので、行く前にお店に確認を取った方が無難です。 


⑤オーベルジュ(仏Auberge):宿泊施設を兼ね備えたレストランのことを言いますが、あくまで主体はレストランです。最近ではホテル施設についているレストラン単体をオーベルジュという傾向もあります。ドレスコードはレストランと同じです。 


⑥グランメゾン(仏Grand Maison):グランメゾンは和製フランス語のためフランスでは使われない言葉ですが、最高級のフランス料理レストランのことを言い、日本では20件程度しかないとされています。ミシュラン3つ星クラスのレストランを表す言葉として日本で定着しています。ドレスコードは、男性はスーツにネクタイ着用が基本で、女性はワンピース若しくは、ドレッシーなスーツ以上の服装が基本です。子供については12歳未満の年齢制限を設けているところがほとんどですので、小さな子供は連れていけないと考えた方がいいです。 


<服装のまとめ>  

①お店に相応しい服。男性はジャケットに革靴、女性はワンピースかスーツにパンプスなど。必ずストッキングを着用してください。生足はマナー違反とされています。 


②グランメゾンクラスを除き、男性はノーネクタイは構わないが、襟のあるシャツが良いでしょう。女性は過度の露出は禁物。あらたまった席の場合は男性はスーツにネクタイ、女性はドレス、ワンピース、着物です。女性のスラックスはスーツでも好ましくありません。尚、結婚式や披露宴の場合は女性は「花嫁の白」は避けましょう。 


③男女とも気を付けて欲しいのが香水です。程々を心掛け、特にきつい香りは厳禁です。食欲が失せます。 


<着席・退席>  

①席はギャルソンが女性を一番良い席へ案内してくれますので従いましょう。居なければ男性の仕事になります。男性は女性よりも後に着席します。全てレディーファーストです。 


②女性が着席の際は椅子を後ろへ引いてくれますので、席の左側から入ってください。退席の際も左側へ出て下さい。着席の時と同様に椅子を引いてもらった場合は戻すのも任せますが、自分で引いて立ち上がった場合は自分で戻すのがマナーです。男性は自分でします。 


<ナプキン> 

①主賓や年長者が広げたあと、若しくはオードブルの直前に広げます。 


②全部広げずに膝の上で二つ折りにする。折り目(重心)を手前にして落ちにくくする。手にも取りやすい。 


③ナプキンは手と口元専用です。拭く時はナプキンの裏側で軽く押さえる程度にしましょう。裏側を使えば見た目にもキレイですし、服も汚れません。ちなみに自分のハンカチを使うのはNGですので気を付けましょう。 


④ナプキンには大事な役目があります。それは「ワインの味を損なわない」です。口元の油をナプキンで拭ってからワイングラスに口をつける様にすれば油を移すことなく美味しくいただけるのです。(出典:HappyLifeStyle株式会社「人生の教科書」) 


⑤中座する際は、畳まずに椅子の上に置く。退席の際はきちんと折らずに雑に折り、テーブルの上に置く。きっちり折ると食事やサービスへの不満を示すことになるので要注意です。 


<ナイフ・フォーク・スプーン>  

①総称して「カトラリー」と言いますが、これは簡単で左右のフォークとナイフは外側からオードブル用、魚料理用、肉料理用の順に使います。奥に置いてあるスプーンやフォークはコーヒーやデザート用です。一番右側の大き目のスプーンはスープ用です。 


②食事中のフォークとナイフは皿の縁に八の字に置きます。この時のフォオークの先は下向き、ナイフの刃は内側にします。目の前の料理を食べ終えた(或いは残す)場合は、合わせて右斜めへ置きます。この場合はフォークの先を上向きにして手前、ナイフの刃を手前にして奥にします。これがギャルソンへの合図になります。八の字のままでは、いつまで経っても次の料理はサーヴされません(笑)。 


③カトラリーを間違えて使ってしまった場合はギャルソンが新しいものを持ってきてくれますので心配ありません。また、落としてしまった場合も同様です。自分では拾わない様に気を付けて下さい。 


④ライスやパスタをフォークだけで食べる場合は右手に持ち替えても構いません。ちなみに昔、ナイフでライスをフォークの背に乗せて食べるのか、それともフォークの腹に乗せて口に運ぶのかと言う話がありましたが、欧米ではピラフやリゾットを付け合わせとして添えることはあっても、パンの代わりにライスが別皿で出されることはまずありません。だから正解は無いのです。日本では明治以降かつてイギリス式のマナーが主流で、イギリス人が食べ物(ライスではない)をフォークの背に乗せて食べていたのを見て、それを日本人が真似たのではないかと言われています。(出典:日本の西洋料理) 


⑤現在ではテーブルマナーの主流はフランス式ですので、リゾットやピラフや別皿で出されたライスの時も、右手のナイフで左手のフォークの腹へ乗せて口に運ぶか、フォークを右手へ持ち替えてすくって食べるかのどちらかが良いと思います。(出典:日本の西洋料理) 


<グラス> 

①外側に置かれているグラスは手前からシャンパン用、白ワイン用、赤ワイン用になりますが、分からない場合は飲み物を用途に合った専用グラスへ注いでくれますので、サーヴィングを待ってから飲む様にすれば大丈夫です。それから注がれるときにグラスを持ち上げてはいけません。グラスの上に手をかざせば「もう飲まない」の意思表示になります。 


②食事の最初に乾杯をすることが良くあると思いますが、グラス同士をぶつけて音を鳴らすのはマナー違反です。男性は右手の三本の指でグラスの柄を持ち、女性は左手を添えて、目の高さまで持ち上げて乾杯をしましょう。一口飲んだら拍手をしたり、食事を始めましょう。一気に飲み干すのもマナー違反ですのでご注意を。(出典:USEN株式会社「ヒトサラ」) 


以上、未だ美味しいフルコース料理をいただく所まで来ていませんが、あと半分くらいの長さが必要ですので、この続きは明日と言うことにして、今日はこの辺で失礼します。

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