なぜ婚姻数の減少傾向が止まらないのか?


水戸の偕楽園は梅も満開です。ほのかに甘い香りに誘われてカップルや家族連れ、観光客で賑わいをみせています。因みに水戸とは那珂川の水運の戸口だった事に由来するそうです。光圀公は妻・泰姫が21歳で死去して以後は正室を娶らなかったと言われています。 


ところで、なぜ日本人は婚姻数の減少傾向が止まらないのか?。子供達への教育で未だに異性との交際を触れずに隠しておきたい「恥ずかしい事」にしている気がするのは私だけでしょうか。成長と共に男女を意識し、興味を持ち、大切に思う、人間だから許された素晴らしい恋愛感情を自然に育む感性を美徳とする世の中になって欲しいと思います。以前もこのブログで書きましたが、統計では「いつか誰かと結婚したい」と考えてる人は男女とも80%を超えてます。でも実態は1995年には生涯未婚率が男女とも5%を上回り、今や女性は15%に迫り、男性は25%を越えてます。 


90年代にバブル崩壊以降、労働の非正規雇用化が進み、賃金上昇が抑えられ、収入が低い事が結婚の阻害要因として問題視される様になったことは世間でも良く言われていることは確かですが、個人的には他の根深い理由がある様に思っています。それは、日本人は核家族化が進むと共に子供への過保護と過干渉が日常化してしまったことが起因して、子供に気を遣って遠慮したり我が儘を許したりすることで中々大人になり切れない、自立できない男女が増えてしまっているのではないでしょうか。学校でも会社でも、何かトラブルが起これば誰かのせいにする、自分の責任を自問自答はしない極端な他責思考の人間に育ってしまうのも事実だと思います。我が儘も度が過ぎれば人間関係を損ないます。社会人として円滑な対人関係を構築できるかどうかは、男女の間にも通じることだと思います。何処かに自己犠牲の気持ちが無ければ、お互いに相手をリスペクトすることはできないでしょう。これが家族を営む上では欠かせないことなのだと思います。自分本位が心地良い生き方を通していれば「結婚」は現実的な選択にはなり得ないでしょう。「いつかは誰かと結婚したい。でも自分を大事にしたい生き方は曲げたくない?!」この自己矛盾を解決しない限り、明るい未来は描けない感じがいたします。 


長い結婚生活では、認め合う尊敬の気持ちを常に持ち続けられるかどうかが鍵になると思います。今や年間の婚姻数60万組を切ってしまいましたが、離婚は約20万組、残念ながら3分の1以上は「共に白髪が生えるまで」添い遂げることは叶わない様です。結婚式では「幸せな時も、困難な時も、富める時も、貧しき時も、病める時も、健やかなる時も、死が二人を分かつまで愛し、慈しみ、貞節を守ることをここに誓います。」と約束いたします。愛は手に入れるものでは無く与えるもの。お互いを信じ、敬い、我が儘を通さず、自己犠牲の精神を忘れず、自分が得たいものを先ず相手に与える心掛けが、お相手を見つける時も、お付き合いをする時も、結婚を決める時も、その後の長い夫婦生活でも、お相手と長く添い遂げる秘訣かも知れません!。今日は、この辺で失礼します。

結婚相談所 BLISS PARTNER(公式HP)

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