女運の悪い男子とは?!(前編)
今日は「女運の悪い男子とは?!(前編)」をお送りします。
今回から前編と後編に分けて“女運の悪い男子”にフォーカスを当てたいと思います。差し詰めこちらは“ダメ女引き寄せ男子”と言ったところでしょうか...。良く「運命的な巡り合わせ」などと言いますが、その様な“出会いの運”に見事なまでに見放されてしまっていると自分自身で自覚している男性は結構な人数いらっしゃると思います。
ちなみに見放されているとは言え最悪なのは“女運が無い”場合、つまり交際相手の女性と出会うチャンスそのものに恵まれないと言うことで、それはそれで深刻な悩みだと思いますが、ここでは例え出会えたとしてもロクな彼女に恵まれないと言う意味での“女運が悪い”場合を想定して話を進めていきたいと思います。
もう一つちなみにですが、“女運の悪い男子”も“男運の悪い女子”も同じダメな相手を引き寄せてしまうと言うことは、言葉を変えれば異性の価値を見る目が欠けているとも言えるワケですので、その足りないところを補い合えば立派な“お似合いカップル”が生まれるのではないか...と考えられた皆さんもいらっしゃるかも知れません。
実は私もそう考えて“女運の悪い男子”と“男運の悪い女子”の会員さんにお見合いしていただいたことがあります。それぞれのタイプが上手く噛み合うかどうかが不安でしたが、男性は女性とお付き合いした経験が少ない方でご自分で「優しいだけの男だと言われてしまう」と悩んでいた方でした。女性は好きになってしまった男性に尽くしまくってしまうことが“重い女”と言われてしまうと悩んでいた方でした。
要は男性の優しいことも、女性が尽くそうとすることも、お互いの為に何かをしてあげようと努力して空回りしてしまいがちになる点では根っこが同じなワケです。それぞれ何も悪い特徴ではありませんから、その努力の程度を上手くコントロールしてあげることが出来れば、何も問題はないのです。案の定、出会ってから二人の交際は実に微笑ましいお付き合いとなりました。たぶんお見合いであればこそ出会えたお二人だったと今では思っています。
まぁ“男運の悪さ”も“女運の悪さ”もどう解消すれば良いかのノウハウはまた別の機会に取り上げることにして、取り敢えず“女運の悪い男子”“ダメ女引き寄せ男子”の特徴を考えて見ることにいたしましょう。
<そもそも女性との交際に慣れていない>
「男子校の出身」、「親が厳しくて彼女を作れなかった」、「失恋のトラウマから女性不信」と言った男性は、そもそも女性との交際に慣れていませんので、女性の正確の良し悪しなんて理解できる筈がありません。そんな男性が進学や就職などで親元を離れて独り暮らしを始めると、女性への好奇心だけは旺盛なので、早く彼女を作りたいと気持ちばかりが先へ行ってしまいます。
そんな余裕の無さ、受け答えの稚拙さ、女心を理解出来ない純粋さ、と言った“女性慣れしていない男性あるある”を見逃さない女性は沢山居ます。女性はそんな男性よりも精神的に優位に立つことが出来ますし、自分を好きにさせてしまったら“自分だけの男”として独占できるかも知れないとも思います。女性の扱いに不慣れで要領がつかめない不器用さも、自分の好きなように教え込めば良い、くらいの寧ろ庇護欲を満足させてくれる存在なのです。
この様に、実は“女性慣れしていない男性”はモテる傾向が強いのです。良い性格の女性からアプローチされて交際することが出来れば、良い関係を築ける幸せカップルが誕生することになると思いますが、何せ免疫が無いに等しい訳ですから、やもすると一癖も二癖もある女性に引っかかってしまう可能性もとても強いことになるのです。“女性慣れしていない男性”が女性からしてみたら一目瞭然でわかり易い存在なだけに、餌食になってしまうことも大いにあるので、“女運の悪さ”“ダメ女引き寄せ男子”の特徴と言えるのだと思います。
<優しさを甘やかすことと勘違いしてしまう>
“ダメ女引き寄せ男子”の特徴として声を大にして言いたいのが、「優しすぎる」と言うことだと思います。自分に彼女が出来たことが嬉しくてたまらない気持ちは理解出来るのですが、せっかくの愛する彼女の言うことは何でも叶えてあげたいとの一途な気持ちからか、デートの待ち合わせ時間に遅れても「今来たところだから気にしないで」と言ってしまったり、見栄を張りたいのか余裕を見せたいのか分かりませんが女性のワガママを何でも聞いてあげたり、する事なす事片っ端から許してあげたり、高価なプレゼントを贈ったりすることをやらかしてしまうのです。
“ダメ女引き寄せ男子”は、彼女にいつでも優しくありたい、と願う気持ちは理解できますが、良く冷静になって自分の行動を振り返ってみれば、それは男性が女性にこう有りたいと思うトップに来る“包容力を示したい”を実現しようとしているのではなく、単なる“甘やかし”に過ぎないと気付くと思うのです。“優しさ”と“甘やかし”は全く別ものです。そこは良く注意しておくことが必要だと思います。この“優しさ”と“甘やかすこと”を勘違いして何でも叶えようと思い込んでしまうことが、実はとんでもない“悪女の餌食”になってしまうかも知れないのです。
<美人ばかりを好きになってしまい内面を見ようとしない>
結婚相談所へ入会する男性会員の殆どは、交際相手を選ぶ際に“外見より中身が大事”と言いながら...何だかんだ言って“見た目重視”で選んでいる傾向が強いと感じます。まぁ女性会員だってその傾向は強いとは思いますが、より強いのは男性かも知れません。
お見合いを申し込む相手を選ぶのには、詳細に書かれた相手のプロフィールを読んだ上で判断する訳ですが、顔写真と本人の自己PRのところだけをチェックして申込みをクリックしている感じが否めないのです。
会員数が6万人以上もいらっしゃる中で、どんどんお見合い相手を選んでいく訳ですから、最初の入口はどうしても写真をパッと見た印象が自分のストライクゾーンか否かだけで見てしまうと言うのも分からないことではありません。そこは自分で気付いて修正していくしかないとも思います。
なので、弊社では最初は好きなように“見た目重視の申し込み”を続けてもらって、定期的に実施する面談で、中々申し込んだ相手からの反応が今ひとつだとすれば、その原因は何かを良く話し合い、自分がどの様なお相手を交際相手にしたいと思うのか?をもう一度振り返り確認することで、“中身重視のお相手探し”へと明確に修正を促していくことにしています。
“ダメ女引き寄せ男子”ほど、中々“見た目重視のお相手探し”を卒業できずに貴重な時間を浪費することが多いと思います。そんなケースではお見合いはするものの交際へ至らない傾向もあり、お相手の中身の良し悪しに接する以前で足踏みしてしまうと言うジレンマに陥ってしまうのも、一つの壁になっていると思います。
時間はかかっても仲人からのアドバイスを参考にして自分で気付いて修正することが出来れば、何とか交際へと一歩進むチャンスも出てきますので、お相手の中身の大切さを実際の交際を通じてリアルに理解することが出来てくると思います。そうなれば“ダメ女引き寄せ男子”の大きな特徴の一つをクリアすることが出来ることになります。
<好きな人が出来ると恋愛が全てに優先してしまう>
彼女からの「今から会える?」の一言で、目の前の山積している仕事の山に一旦目を背けて一目散に彼女のもとへ飛んでいく男性、例えどんなに離れていても彼女第一優先で駆けつける男性...確かに彼女としては寂しい思いをしなくて済みますし、ワガママも聞いてくれる存在だと思います。
彼女最優先の彼氏は何でも言われるがままに叶えてあげようとします。彼女から認められたい、感謝されたい、愛されたい、そんな一心で男友達との約束も断るでしょうし、仕事の会議や残業よりも彼女からのコールを優先するでしょう。そんな彼氏の一途な生真面目さはとどまることを知りません。必ず細かに記念日を覚えていたり、何かとプレゼントをくれるし、大好きな彼女だけが発想の源になっているのです。
約束を忘れたり破ったりすることは先ず無いでしょうし、浮気など考えられる筈もないでしょうから、彼女としては文句のつけようが無いかも知れませんが、これも程度問題で注意しなければならない場合もあるのです。男はそもそも二つ以上のことを両立させるのが苦手な生き物ですから、大切な仕事でミスを犯してしまったり、交際相手の貴女にも彼氏である自分を同じ様に優先することを当然のように要求してきたりすると思います。
彼女第一優先が“ダメ女引き寄せ男子”の特徴かと言えば、時には恋愛よりも大切にしなければならない要件もあると言う程度のニュアンスでしょう。人は様々な世界で頑張っている沢山の顔を持っていると思います。女性だって「君が最優先だよ!」と言われれば嬉しいとは思いますが、仕事に奔走しているのも大事、趣味に没頭している姿も大事、同僚や友人との広い交友関係も大事です。女性としても彼氏の色々な活動の場で頑張る姿が魅力的だったりするものだと思います。彼女を一番に考えつつも、社会生活とのバランスを上手く取ることが出来て始めて彼女を幸せに出来る基盤がしっかりするのだと思います。(次回につづく)
今日も良い一日であります様に。
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