男性の色気とは?!
今日は、『男性の色気とは?!』をお送りします。
以前、女性の色気について取り上げた事がありましたが、女性目線で考えて見れば、男にも色気があると思いますので、敢えて同性の私がそこを少しだけ掘り下げて考えてみたいと思います。
<経験に裏打ちされた色気>
昔、「24時間戦えますか。」と言うコピーで有名になった栄養ドリンク「リゲイン」のコマーシャルがテレビで流れていたのは80年代後半、バブル期の頃でした。その少し前は「企業戦士」とか「モーレツ社員」などと言う言葉もありました。当時はとにかく良く働き徹夜仕事も週に何度もこなし、家に帰るのはそれこそ日曜の夜だけ、月曜からまた営業ノルマ達成のために東奔西走する一週間が始まるのが日常でした。それで‟男の色気”を出せる様になったかどうかは定かではありませんが、何か脳からモチベーションを下げないための「ドーパミン」が出まくりだったかも知れません。
リゲインの他にも「疲れがタモればユンケルだ!」のタモリのセリフが頭に残る「ユンケル皇帝液」とか、「5時から男もグロンサン!」のCMは高田純次でブレイクしました。こんな栄養ドリンクがヒットするほど、当時のサラリーマン諸氏は自分から進んで‟社畜”の道を突き進んでいたと言うことになります。今となっては単なる‟ブラック”でしかありませんが、あの時代経済大国ニッポンを背負っていた妙な満足感があったのも事実だと思います。人間関係に揉まれ、仕事に邁進し、自ら立てたハードな目標をクリアし、成果を皆で享受するプロセスを繰り返す中で、経験的知識が備わって行ったとも言えるかも知れません。
「そんな大昔のカビが生えそうな話など、説得力がない。」と言われればそれまでですが、今と比べて‟夢”を描けたと言う点では、そこまでの極端な人生も何故か不幸とは思わなかった気がいたします。数々の重要なプロジェクトに関わり、実績を残し、業績に貢献した社員は、女性社員からもモテモテだったことは確かでしたので、経験に裏打ちされた‟色気”とまでは言わずとも、周囲から‟魅力的”には思われるくらいの存在だったと、当時の‟企業戦士”は自信を持って良いのだと思います。
<相手への思いやりと配慮>
「車からの乗り降りでドアを開けてあげる」、「いつも車道側を歩く様にする」、「エレベーターのドアを抑えて先に譲る」、「エスカレーターで下側に立つ」、「飛行機の棚へ荷物の上げ下ろしをする」等々、‟レディーファースト”の精神を発揮する場面は数多くあるものです。でも、日本人男性は、特に子供の頃からそれをスマート且つ自然に行動に移す術を習得する環境に無かったせいか、気恥ずかしさが先に立ってしまい、ついついそのまま見過ごしてしまいがちです。女性もレディーファーストに慣れていないせいもあり、デートの時も車のドアは間髪入れずに自分で開けてしまうし、エレベーターでは自ら扉横のボタンの前へ進み、開閉ボタンを操作する役どころを自然にこなしていることが多いと感じることもあります。
でも女性のそうした行動は男性の‟思いやりと配慮”が欠けているからに他なりません。レディーファーストがどうのこうのでは無く、女性への‟思いやりと配慮の精神”が全てなのです。男性諸君よ紳士であれ!。紳士的な対応とは、女性がして欲しいことを、その場の状況から敏感に察して、直ぐに行動することだと思います。それには、お相手女性への関心を常に高く持っていることが大切です。色気を持つ男性は‟思いやりと配慮”とお相手女性への‟関心”を身に付けていて、何の躊躇もなくまるで条件反射的に行動できるのだと思います。
交際を始めたと言うことは、相手への‟関心”は充分に持ち合わせているのですから、あとは‟思いやりと配慮”を日常の中で身につけて行くのが良いでしょう。彼女が何をして欲しいかを一早く感じて対応してあげることを身につければ、貴方は立派に‟男の色気”を放つ存在になっていることでしょう。注意すべきは、独り善がりにならない事と何事も落ち着いて上品に行動する事を心掛けて下さい。知らぬ間に大好きな彼女との阿吽の呼吸が見付いて、一目置かれる尊敬される存在になり、相思相愛、ラブラブのカップルが誕生すると思います。
他にも「会話が上手」、「声のトーン」、「独特の雰囲気」、「男らしさ」、「姿勢や体型の良さ」、「身だしなみやファッションセンス」等々、女性が感じる‟男性の色気”は沢山あると思いますが、そこは女性の皆さんが考える通りで、私がお話しするまでもないでしょう。どうぞ、女性の皆さんは一人でも多くの男性とお見合いをして、ご自分の感性に合った‟男性の色気”の持ち主を見付けて夢中になって下さい。見つけたモン勝ちですよ!。
今日も良い一日であります様に。
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