シングル・ハラスメントって何?!


相談所も色々、会員も色々、仲人も色々です…。日々の活動を通して、“心に移りゆくよしなし事” を気の向くままに(気が向いたときに...)少しづつお話しして見たいと思います。 



今日は、『シングル・ハラスメントって何?!』をお送りします。 



独身の皆さんは、上司や友人から「ひとりだと寂しいでしょ? はやくいい人見つけなよ!」なんて言われた経験はないでしょうか? “シングル・ハラスメント”は“独身ハラスメント” とも言われていて、「結婚しない」「結婚していない」独身の人に対して、心無い言葉を投げかけることを言います。  


しかし、中には「結婚しないの?」「1人で寂しくないの?」という言葉を悪気なく使っている人もいるのが、シングル・ハラスメントの特徴とも言われています。気付かないうちに、自分がシングル・ハラスメントをしている場合もあるのがmこの問題の根が深い部分かも知れません。  


被害を受けた女子からは、「彼氏がいない人は“負け組”って決めつけるの本当にやめてほしい!」とか、「やっぱり独りじゃ限界あるから早くいい人見つけなよ!などと、上から目線で言われて頭にきた」などの声が…。冗談のつもりで何気なく放った言葉かも知れませんが、受け手からすればかなりのストレスとなっているようなのです。今日はシングル・ハラスメントとはどう言うもの?、する側の心理とは?、受ける側の対処法はどうすれば良い?、について考えて見ましょう。 



<令和元年、ハラスメント規制法が成立>  


職場のハラスメント対策の強化を柱とした女性活躍・ハラスメント規制法は2019年5月29日の参院本会議で賛成多数により可決、成立しました。パワハラやセクハラ、妊娠出産を巡るマタニティーハラスメントに関し「行ってはならない」と明記、パワハラの要件を設け、事業主に相談体制の整備など防止対策を取るよう初めて法律で義務付けました。ハラスメントに関しては多種多様で言葉も多岐に渡り全てを具体的に規定している訳ではありませんが、その精神は法解釈に於いて尊重されるものと思います。 



<シングル・ハラスメントをする人の心理>  


シングル・ハラスメントをする人の根底にあるのは「結婚=幸せ」という価値観です。これは自分自身が結婚して幸せであるか否かに関わらず盲目的にそう思いこんでいる場合と、実際に自分が結婚して幸せを感じているためそれを味わってほしいという善意からくる場合があります。前者は年代が上の世代に多く、後者は同世代の同性の友人に多い考え方です。  


また、シングル・ハラスメントをする側は圧倒的に既婚者が多いのですが、その理由は人間の一般心理として「過去を否定したくない」という心理があるからです。過去という変えられないものに絶望すると、未来に希望を持って生きることが困難になります。人は本能的にこの真理を知っているため、結婚生活が実際にどんなものであっても「結婚した自分」を否定したくはないのです。老人が「昔はよかった」と言うのもこの心理です。  


自分の発言が相手を傷付けていることに気付いていても「自分は正しい」「相手は言われても仕方のない存在」と考え、一種の正義感と優越感に浸っているのです。また、これとは反対に、自分の発言が相手にどのように映っているのか分かっていないと言うケースがあります。そのため、コミュニケーションとして楽しめる話題であると勘違いしていることがあり、たちの悪い“いじり”になっている場合もあります。 



<シングル・ハラスメントにあたる言動> 


①結婚していないことに対しての発言 


「結婚っていいものだよ」「結婚したほうがいいよ」「まだ結婚しないの?」「どうして結婚しないの?」「結婚する予定はあるの?」「結婚すれば?」「次はあなたの番だね」  


この言葉自体がハラスメントに該当するかは会話の流れや相手の言い方にも関係してきますが、概して発言する側が「結婚=いいもの」「既婚者=勝ち組」といった価値観のもとで発言していると、受け取る側が不快を感じてハラスメントとなります。友人の結婚式や結婚による退職者の送別会などでもかけられることが多い言葉です。 



 ②1人でいることに対しての発言 


「休みの日に1人でいると寂しいでしょう。」「良い人紹介しようか?」「どうして今まで結婚しなかったの?」「ひとりだと病気したときが怖いよね」「ひとりだと老後が不安だよね」 


独身者の不安を煽る発言です。発言者は人生の不安解消の最大ツールが「結婚すること」だと信じているのです。 



③仕事上のミスを指摘する際の問題のすり替えとしての発言 


「だから結婚できないんだよ」 


仕事の不備やミスを注意する際などに、結婚というプライベートなことを引き合いに出してきます。職場以外でも「あなたは片付けもできないから結婚できないのよ!」など家庭内でも起こり得えます。 



④既婚者からの“上から目線”の発言や独身者への侮蔑的発言 


「結婚してこそ一人前だよ」「独身は気楽でいいよね」「今の生活って余裕あるでしょ」  


実年齢も経済的な自立、精神的な成熟度も関係なく、結婚しなければ一人前の大人とはいえないという価値観からの発言です。また、社会的、経済的責任は結婚をしなくても負うものですが、そうした責任のすべては既婚者だけが負っていると勘違いしている人によくみられる侮蔑的な発言です。 



<シングル・ハラスメントの例からわかること> 


シングル・ハラスメント発言には、ほとんど発展性がなくコミュニケーションとして不完全なものが多いと言えるでしょう。意識的にこのような発言をしている場合は、未婚者や独身者を見下すための発言だと考えられます。無意識的な場合は、自分の質問がこの後どのように繋がって行くのかイメージできない想像力の乏しさを推察することができます。 



<シングル・ハラスメントは訴えることが可能か>  


訴えるには、相手の発言のせいで貴女が傷ついたと証明する必要があります。例えば、相手の発言のせいで“うつ病”と診断された、と根拠をもって説明する必要があります。  


そのために相手の発言を事細かに記録したり、録音したり、貴女自身も病院へ通うほどの状態にまでならないと難しいと思います。正直なところ、シングル・ハラスメントで訴えるまでもっていくのはかなり困難でしょう。 


どうしても我慢できない、職場がハラスメントとして対応してくれない、という時は転職も視野にいれたほうが良いかも知れません。 



<女性からのシングル・ハラスメントへの対処法>  


既婚女性、後輩女子から独身をからかわれたり揶揄された時に使えます。 


①婚活すごくお金かけてたもんね。努力が実ってよかったね。  


②でもあなた、子どもできないよね。 


③今自由にいきててとても幸せなので。 


④だれかに合わせて生きるのって、わたし無理なんです 


⑤結婚だけを目的に生きてる女だと思われたくないんですよね  


⑥仕事でプライベートなことを話す余裕もないし、仕事とプライベートは完全にわけて考えてるので。 



<男性からのシングル・ハラスメントへの対処法>  


男性ははっきり言わないと伝わりません。感情的にならずに、対処するのが良いと思います。はっきり言うとプライドを傷つけられたと思い攻撃的になることもありますので、注意が必要です。イヤな捨て台詞を返されることがありますが、その場は無視してください。そして、何かの時のため、言われたことは手帳や日記にしっかり記録しておきましょう。 


①自分のことだけ心配しなよ(同僚) 


②それセクハラだよ(同僚) 


③仕事にプライベートなことは持ち込みたくありません(上司) 


④プライベートですのでお答えしかねます。  


⑤毎回毎回そういうこというの(年齢など)やめてくれますか(上司・同僚)  


⑥バカにしてるんですか? 



<おわりに> 


シングル・ハラスメントをする人の思考回路は、やはり独身=不幸という図式でなりたっています。独身は人間的に問題がある、まともな人間は結婚するべき、そういう価値観の時代は終わりました。 


女性でも好きな仕事をしても良いし、結婚してもしなくても良いのです。仕事をするも結婚するも、すべて自分次第で決めて良いのが日本という国です。人の決定にケチをつけるのではなく、その人の選択を尊重できる人間になりたいものです。  


そして、気に留めておいていただきたい事は、シングル・ハラスメントを気にして、焦って婚活する必要はありません。しかし、心のどこかで結婚を望んでいる場合は話が変わってきます。他人の言葉を気にして落ち込むより、素敵な結婚相手を見つけるために、自分に合った婚活を行うようにしましょう。自ら行動することが肝要だと思います。 


今日は、この辺で失礼します。 


(出典:ダ・ヴィンチニュース、婚活サポート、共同通信、マイナビ、マチコンレポート、女の世渡り、uratte)    


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