相性について考える(その3)


相性がいいということを、ほかの言葉で言い換えると、「気が合う」ということになります。「共感できる」と言ってもいいと思います。または、「リズムが合う」ことでもありますし、「考え方が一致している」ということでもあるでしょう。「相性が良い」という言葉には、色々な意味がありますが、共通しているのは、お互いが相手と同じ空間や時間を過ごすことで心地よいと感じ、それを喜び合うことのできる関係、そのような間柄であるということです。今日は「相性について考える(その3)」をお送りいたします。 


<金銭感覚が似ているか>  

金銭感覚が似ていることも恋愛対象には大切です。ここでいう「金銭感覚」とは使うお金の額ではありません。お金を使うポイントのほうがより重要なのです。たとえば、旅行にはいくらでもお金をかけたいという女性がいたとします。しかし、男性側はレジャーの費用は抑えて、かわりに日々のデートを少しゴージャスにしたいと考えていたとします。この場合、男女の金銭感覚が不一致のため、口論の原因になりかねません。逆に、お金をかけたいポイントが同じだと、いさかいなく過ごせるでしょう。金銭感覚の違いは、お互いの職種が大きく異なるケースなどで頻繁に起こります。出会いの初期段階で確かめておきたいですね。  

また、使う額に関しても、一緒にスーパーやコンビニに買い物へ行ったとき、使う予算の感覚が全く違っていたり、デート中で入るレストランでイメージしているお店のレベルにかなりの差がある場合、お互いの金銭感覚が合っているとは言えません。結婚生活では1ヶ月に自由に使えるお金や、貯金する額などにおける意識の共有が必要です。そのときにお互いに納得がいく金銭管理ができていれば、金銭感覚の相性が良いと言えるでしょう。彼の稼ぎに期待はするのはもちろんですが、今の仕事の頑張りが給料に繋がっていることも理解し、一緒に節約するなどして協力しながら支え合うことが、理想の相性の形となります。 


<好きな物や笑いのツボが共通しているか>  

相性が良いということには、笑うということも一つのポイントとしてあげられます。例えばデートで映画を見に行ったときなどに感動したり心に残っている場面が同じであったり、あるいは行きたいところや食べたいもののタイミングが同じである2人は、感性が似ていることが多いでしょう。また、一緒に笑うことができる二人は、気持ちの面でも近い場所にいることができるでしょう。つまり笑いのツボが同じというカップルは、相性が良いとも言えるのです。テレビを見ていて一緒に同じところで笑えることって幸せですよね。そんな幸せな空間を作ることができるのは、相性が良いからこそなのです。笑いのツボが一緒と言う人同士は、意外と他の感情の面でも似ている部分があるのです。よって尚のこと相性の良さが際立っていくでしょう。喧嘩も滅多にしないようなカップル、そこには一緒に笑える時間があるのです。 


<会話のテンポが似ているか> 

恋人同士ならいつも一緒にいることが多いので、もちろん日々会話をたくさん重ねているはずです。このときに、どちらか一方の話し方が遅すぎたり早すぎたり感じる場合、お互いに話をしていても落ちつかず、いらいらしてしまうこともあるはずです。片方が話しているときにはもう片方はきちんと聞き役になっているなど、会話のキャッチボールが自然にできている恋人関係は理想です。そのような2人は話をしていて疲れず、リラックスできる相性が良い2人だと言えます。せっかく恋人といる大切な時間なので、楽しくおしゃべりをしてリラックスできることは何よりも大切なことです。 


<食事の好みは同じか>  

薄味が好みの人と濃い味が好みの人は、相性が良いとは言えません。また自然食が好きな人とジャンクフードが好きな人、なんでも食べる人と偏食傾向の強い人もお互いにぶつかりやすいです。外食が多いか少ないか、お酒を飲むか飲まないか、料理の得手不得手などでも相性が変わります。食べ方がきれいか汚いか、食事中の会話の気の使い方など、毎日のことだけに違和感を感じると積み重なります。 

自分では「食べ物にこだわりがない」と思っている人でも、異性とデートするようになれば食の趣味の重要さに気づかされるでしょう。デートでは食事に出かける男女が多い傾向がありますが、趣味の合わない相手との食事は予想外のストレスになりえます。これが「友人同士」であれば、気軽に嫌な店を避けたいとお願いできるでしょう。しかし、恋愛対象だと相手に気を遣ってしまい、気に入らないジャンルの食事でも受け入れてしまいがちです。一度受け入れてしまうと「この人はこの料理が大丈夫」と相手にインプットされてしまうので、好みではない料理に付き合わされるようになるかもしれません。食の趣味が合う相手とは、デートでの大きな不安要素が一つ解消されているようなものです。リラックスして食事を楽しめるでしょう。 


<喫煙の有無>  

タバコは男女とも、吸う相手はそれだけでNGという方が多い条件です。気になる人は気になるし、気にならない人は気になりません。これこそ相性以外の何物でもないような、きっぱり意見の分かれる条件です。 


<インドア派orアウトドア派>  

社会人になると、休みの日は家でゴロゴロとくつろぎたい人は少なくありません。逆に、休みには外に出ないとストレスが解消されない人もいます。インドア派とアウトドア派の違いも、大人の男女には高い壁としてたちふさがります。無理をしていずれかが片方に合わせるようなデートを繰り返すと、心の底から一緒の時間が楽しめなくなるでしょう。それ以前に、インドア派とアウトドア派では共通の話題が見つからず苦労するのではないでしょうか。インドア派ならゲーム、音楽、映画鑑賞などを好むでしょう。アウトドア派は旅行、スポーツ、ショッピングなどの話をしたがる特徴があります。同じ話題で盛り上がるためにも、インドア派もアウトドア派も同じ派閥の異性を見つけるのがおすすめです。 


<甘えたい派orさっぱり派> 

男女を問わず、パートナーに甘えたがる人はたくさんいます。ふだん気を張って過ごしていても、恋人の前だけでは癒されたいと考えているケースです。しかし、パートナーがさっぱりしている性格だと相性は良いとは言えません。甘えてくる相手を敬遠してしまいますし、一緒にいるのが苦痛になってくるでしょう。恋人に求める要素は十人十色です。社会生活では見せられない一面を知って欲しい人もいれば、節度を持って付き合いたい人も珍しくありません。お互いのスタンスを理解し合える異性と付き合うのが得策です。 

また、趣味にのめりこんでいたり、仕事が忙しかったりすると、1人の時間が欲しくなるものです。恋人がいたとしても「たまには放っておいて」と願う人は少なくありません。ただし、恋人がいつも一緒にいたい人なら、理解は得られないでしょう。恋人同士なのにわざわざ離れて過ごすことが許せず、喧嘩の原因を招きます。そんなときは、同じタイプのパートナーを見つけて、尊重しあえる関係を築くのが理想です。 


<人生の目指す方向が共通しているか> 

特に、結婚する相手を探す場合は「人生の目指す方向に共通点はあるか」と言うことが、とても大切な相性です。例えば、すぐに結婚したいのか、しばらくは恋人のまま過ごしたいのか、もしくは結婚はする気がないのか。結婚するとしたら子供は欲しいのか、入籍しても働きたいのか、いずれ地元に帰るなど生活の場を変える予定はあるのか。明るい家庭を作りたいのか、子育ての方針はどうか、老後までどのように過ごしたいか。結婚するにあたり(もちろん、結婚してからもですが)、お互いがどんな人生を生きていきたいかを伝え合うことは必要です。そして一致点や妥協点が許容範囲に収まるようなら、それだけでも理想のカップルと言えるでしょう。 


(出典:Couples、KIRARI、寺社コン、KOIMEMO、pairs)

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