独身証明書は戸籍謄本で代用できないの?


今日は、「独身証明書は戸籍謄本で代用できないの?」と題して、ある相談者様からのご質問にお答えした内容を書かせていただきます。


<入会に際しての必要書類>  

ある相談者A様より「入会に際しての必要書類を教えてください。」とのお問い合わせをいただきましたので、弊社との契約に際してご準備いただく書類のリストをお送りいたしました。

1.住民票(3ヶ月以内の原本、マイナンバー記載の無い書式)

2.独身証明書(3ヶ月以内の原本)

3.写真付身分証明書(運転免許証・パスポート等)の写し 

4.最終学歴証明書 (短大卒以上の方・卒業証書の写し又は、卒業証明書)  

5.収入証明書(男性の方・直近の源泉徴収票・確定申告書等 )  

※ 個人事業主の方などで、確定申告書Bの場合⑨の所得金額になります。  

6.在職証明(社員証・健康保険被保険者証等、勤務先が確認できるもの)の写し 

7.その他の資格証明書(医師・弁護士など資格をお持ちの方)の写し  

8.登録用写真(1ポーズ以上/6ヶ月以内/カラーデータ)  

※ 写真はとても重要ですので2ポーズ以上が望ましく提携スタジオの紹介もいたします。サイズは8MB以下の縦横比4:3の画像、推奨サイズは1,320×990px以上です。 


 <相談者A様からのご質問>  

「1.の住民票(3ヶ月以内の原本、マイナンバー記載の無い書式)と2.の独身証明書(3ヶ月以内の原本)は戸籍謄本で代用できませんか?」とのご質問をいただき、思わず結婚相談所を始めた頃を思い出しました。まるで同様のご質問を何度か貰った記憶がよみがえりました。当時、最初にこの質問をいただいた時には、間違えてしまったのかな?くらいの認識でしたが、何回か重なるうちに、何故、戸籍謄本なんだろう?、自治体によって多少の差があれど、確か手数料は100円くらい高い筈なのに...なぜ費用のかかるほうで代用する必要があるのか?!と疑問に思い、次にご質問をいただいた女性の方に理由をお聞きいたしました。すると、その方曰く「役所に行って独身証明書ください!って言うのが少し恥ずかしいんですよ、それに中学の同級生がいて婚活することを知られてしまうのです…。」と笑って答えて下さいました。なるほど!そう言うことがあるのか?!たしかに役所には知人が何人もいます(笑)。正に “地方都市あるある” だと思いました。 


<戸籍謄本の記載事項> 

1.本籍 

2.筆頭者氏名 

3.戸籍事項(戸籍改製:改製日、改製事由)  

4.戸籍に記載されている者(名、生年月日、父、母、続柄)  

5.身分事項(出生:出生日、出生地、届出日、届出人、送付を受けた日、受理者)(婚姻:婚姻日、配偶者氏名、送付を受けた日、受理者、従前戸籍) 

このうち4.と5.に関しては戸籍内の全員分が記載されています。身分事項の婚姻に関する記載があることから、実は、長きに渡り結婚相談所へ提出するための「独身を証明する書類」として使用されてきました。 


<独身証明書が発行される理由>  

前項をご覧いただければ、お分かりの通り、戸籍謄本の記載内容には身分事項の婚姻に関する記載以外にも多くの情報が網羅されています。そこで昨今の個人情報保護の観点から西暦2000年(平成12年)に制度化されたのが、「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書=独身証明書」の発行と言うことなのです。 


<独身証明書の記載内容と取得方法> 

独身証明書には、氏名、生年月日、本籍地(市区まで)が掲載され、「当庁保管の公簿によれば、上記の者が婚姻するに当たり、民法第732条(重婚の禁止)」の規定に抵触しないことを証明する。」と書かれています。実際の取得には、本籍地の役所に請求しなければなりません。地元の石岡市の場合は、「結婚相談業者提出用証明書」として申請できます。手数料は各自治体に依って多少の差がありますが、現在は300円~400円(300円が多い)と言ったところです。本籍地での本人による申請が必要で、配偶者・親子・兄弟姉妹等が申請する場合は委任状が必要です。本人確認には「運転免許証」「パスポート」「マイナンバーカード」のどれかがあればOKです。 残念ながら、地元茨城県内の役所についてはホームページ上での記載がない場合が多いようですが、必ず取得する事は可能です。 


<ご相談者A様からのご質問へのお答え>  

ご質問:「住民票と独身証明書は戸籍謄本で代用できませんか?」 

ご回答:弊社が加盟しているIBJでは「戸籍謄本・抄本」を「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書=独身証明書」の代わりにご提出いただくことが可能ですが、その場合は「戸籍謄本・抄本の提出を受ける場合の確認書」のフォーマットをご用意いたしますので、ご本人の署名と捺印が必要になります。また、弊社が加盟するIBJの審査基準に必要な書類の項目の一つとして住民票が位置付けられています関係で、戸籍謄本をご提出いただいた場合でも、住民票は併せて揃えていただいております。理由は戸籍に現住所を証明する記載がないからです。もう一度整理いたしますと、「独身証明書」の代わりに「戸籍謄本」+「確認書」を使用することが可能です。「住民票」は別途ご提出いただきます。 

となります。以上、今日は、この辺で失礼します。

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