自分らしく生きる方法とは?!
今日は「自分らしく生きる方法とは?!」をお送りします。
皆さんは自分らしく毎日を過ごすことが出来ていますか?と聞かれて...「勿論、自分の人生だから自分らしく生きてるよ!」と即答できる方は、それほど多くないのが現実ではないでしょうか。じゃあ、即答出来ない人は何を思って言葉を飲み込んでしまったのかと考えますと、「自分らしく生きるってどうすれば良いの?」、「いったい何が自分らしいのかが分からない...」と言った“そもそも論”的な意見が出たり、「所詮一人で生活している訳ではないからね...」、「自分勝手になってしまったら周囲に迷惑がかかってしまいそう...」、「やっぱり空気読まなくちゃね?!」、と言った何かしらに“忖度”する意見が出てくるのではないでしょうか。今日は「そもそも自分らしさとは」、周囲に忖度などせずに「自分らしく生きるには」と言う二つのテーマについて考えていきましょう。
<そもそも自分らしさとは>
①“個性”や“持ち味”を大事にする
“価値観”とか“キャラ”などと言っても良いでしょうが、飾らない素のままの自分の“個性”や“持ち味”を充分に発揮して会話をしたり、行動をしたりすることが“自分らしさ”と言うことなのだと思います。良いとか悪いとかの先入観は持たずに、ありのままの自分を認め、否定せずに肯定することで、他人の意見や行動も受け入れる心境になれると言うものだと思います。
②自他が認識する“自分らしさ”にはギャップがある
自分が理解した“自分らしさ”と周囲がイメージする“自分らしさ”には当然ギャップが生まれます。そのギャップがどんなものなのかを良く知り、その違いを出来るだけ埋める努力をすることで、より無理せずに“自分らしさ”を表に出すことが出来るようになるでしょう。
③“自分らしさ”と“自分勝手”を間違えない
似て非ざる言葉ですが、“自分らしさ”に拘って周囲との摩擦すら感じなくなると“自分勝手”になってしまいます。要は周囲との調和を無視してワガママを通しては“自分らしさ”を肯定して評価して貰えなくなってしまいます。調和を図ることは忖度することではなく、互いに尊重して認め合うことなのです。周囲から肯定的に評価されての“自分らしさ”だと思います。
④楽しいこと、得意なこと、大事にしていること、嫌なことは何かを考える
“自分らしさ”が何かが今一つピンと来ない場合は、自分で居心地の良いと思う場所や、好奇心を覚えウキウキと楽しく感じるい状況は何か、子供の頃からずっと大切にしている物や考え方は何か、或いは逆に嫌いな物や考え方は何か、を書き出してみましょう。そうすれば客観的に自分という存在が浮き彫りになってくると思います。
<自分らしく生きるには>
①集団を意識しすぎない
人は一人では生きていけないものですが、その周囲を意識する余り自分なりの思いや行動を表に出すことを諦め、ただ同調して波風を立てない様にするばかりでは自分らしい振る舞いとは言えません。あくまで周囲との対等に尊重し合う関係を築く努力を惜しまず、集団の中の自分の存在、構成する個々の存在を自他共に認め合わなければいけません。
②周囲を居心地良くさせる
自分の居心地が良くなる環境を作りたいと考えれば、周囲が居心地良い環境を提供しようと働きかけることが大切です。周囲の人々の居心地の良さが実現すれば、それが即ち自分の居心地の良さとして還元されることになると思います。急がずにコミュニケーションを大切にしながら日常を送ることでお互いの気持が自然とリンクしてくることでしょう。
③物欲や金銭欲に貪欲にならない
幸せ=物質的な豊かさ、幸せ=金銭的な豊かさ、と思いがちですが、決して完全に否定はしませんが、良く考えてみれば精神的な豊かさは、何かしらの物には変えられませんし、お金で全て実現できるとは限りません。精神的な豊かさが伴わない幸せは有り得ないことを思えば、余り貪欲に物や金銭へ執着しても意味のないことだと気付くことが大切なのです。
④プライドは秘めておく
プライドをむき出しにしてギラギラしていると、幾ら素晴らしい“個性”や“持ち味”があったとしても、影に隠れて日の目を見ることは無くなってしまいます。人として生まれた以上は、しっかりしたプライドを持つことも大事ですが、周囲に対抗意識を燃やして圧力を感じさせる必要性は全くありません。密かに熱く心の中に秘めて置く感じでちょうど良いのです。その余裕が“自分らしさ”を演出してくれるのだと思います。
⑤“困難”のプレッシャーに潰されない
人は一人ではそんなに強くは生きられませんし、意思を貫き通す強さにも限界があります。そこが“不完全な人間らしさ”でもあるのですが、周囲から愛される“自分らしさ”を失わない為には、自分一人で孤独に耐えることをせず、周囲と協調共有しながら“困難”のプレッシャーに打ち勝つ方法を取るのがベストだと思います。
自分らしく生きることは、決して独り善がりをワガママに通すことではありません。自分の弱さ、周囲の人々の弱さを認め合って補い合いながらお互いの努力の結果として表現され達成される“生き方”“生きざま”そのものなのだと思います。
今日も良い一日であります様に。
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