相手からのボディタッチへどう返せば良いの?!
今日は、『相手からのボディタッチへどう返せば良いの?!』をお送りします。
ボディタッチについて様々な角度から考えてきましたが、今日は反応の仕方を学ぶことにしましょう。相手がどんな状況にせよボディタッチをしてきたと言うことは、少なくとも好意を寄せているからこその行動だと言うことは、程度の差こそあれ異論のないところかと思います。ならば、その寄せられた好意にどう対処すれば良いかを、予め考えておくことはとても大切な事だと思います。
上手な返し方、気の利いた返し方、粋な返し方、思わず笑顔になる返し方、と様々だと思いますが、中にはドキドキしてどう返したら良いのか頭が真っ白になってしまい、何も出来なかった...と言う様な事だってあり得ると思います。相手が意を決してボディタッチをしてきたことに対して、姑息に駆け引きとかではなく、自分の正直な気持ちを誠意を持って伝える術を考えて見ることにいたしましょう。
<相手の好意にOKで応えたい>
①同じボディタッチを返す
好意的に受け止めてお返しする場合は、同じボディタッチを返すのが一番だと思います、いわゆる「ミラーリング効果」に通じる行動です。最初に意を決してボディタッチをしてきた側にとって、相手からも同じ行動で返されたら、同じ気持ちだと言うことを行動で示してくれた事になりますので、最も分かり易く且つ嬉しい意思表示になるのです。お互いの好意的な気持ちが通じ合った満足感で満たされ、心理的な距離感が一気に近くなることでしょう。
②ボディタッチしてきた手を握り返す
この方法は表情がポイントになります。真面目な表情で握り返してしまうと、相手の行動を止めた様な感じになり、すぐ後悔して「ごめんね...」と言わせてしまう可能性があります。ですので、是非とも笑顔でそっと握り返しましょう。掴まれた手はそのままボディタッチされた側の意のままと言うことになりますので、暫くそのまま手を放さずに誤解のない様に温もりで応えてあげましょう。嫌われてなかったことに安堵して、ホッとした笑顔になってくれることでしょう。
③笑顔で見つめ返す
顔や頭に触れられた場合は、視線を合わせて笑顔で見つめ返しましょう。女性の場合は笑顔だけでなく、恥じらいのしぐさとともにポッと顔を赤らめる表情が加わるとパーフェクトだと思います。
④「(笑顔で)ダメ...」と言ってそっと退ける
太ももや尻などの下半身に触れられた場合、好意を受け入れつつも、それ以上は拒否すると言う微妙な反応は結構難しいかも知れませんが、軽く見られないためにも、そこは毅然として且つ優しく、そっと退ける対応をすることです。それで嫌われる様なら、そこまでの関係だと言う様に思うことが大切だと思います。
⑤そのまま動じない
これは特に男性に当て嵌まると思いますが、女性からボディタッチされることに慣れていないため、いざ触れられると舞い上がってしまいソワソワドキドキ...どう返したら良いか挙動不審になってしまうことが有り得ます。そんな時は女性からのさり気ないボディタッチには、何も動じないことです。つい嬉しさで表情が緩みがちになってしまうのを、グッと我慢してそのまま平然として会話を続けるのです。特に男性が何も反応しないのはOKの印になります。女性は一瞬不思議そうな表情をするかも知れませんが、男性のゆとりある行動に安心感を覚え、より夢中になってくれると思います。
<相手の好意は有難いけど残念ながらNOの場合>
①離れる
これまで何度か話してきましたが、ボディタッチをすると言うことは好意的な気持ちがあるからです。でもボディタッチをされる方からしてみれば、全て嬉しい気持ちになるとは限りません。嫌なタイプからそんなことをされたら鳥肌が立ってしまう場合も多いかも知れません。その対処法も心得ておきたいものです。先ずは「離れる」のが良いでしょう。飲み会とかの席でしたら、一旦トイレに行って時間を置いて帰ってきたら同じ席に座らずに一番離れた席に座る様にしましょう。相手もそれとなく嫌がられている事に気付くと思います。
②毅然とした意思表示をする
特に飲酒を伴う席とかでは、必ず下ネタで盛り上げようとする連中もいれば、セクハラまがいのボディタッチを堂々としてくる連中も居ます。気持ちが大きくなって開放的になり、大胆な行動を取る様になってしまうのだと思います。王様ゲームなども始まってしまう盛り上がった状況でのボディタッチは、良くあることですし楽しい雰囲気を壊してしまいかねない無粋な行動だとしても、つい冗談で見逃してしまったり、我慢してしまったりしがちです。
でも、一度我慢してしまうと、それがエスカレートしたり、あろうことか喜んでくれていると大きな勘違いをされてしまう事にも繋がり兼ねません。もし、離れた席に移動してもまたいつの間にか隣にきてセクハラを繰り返す様であれば、毅然とした意思表示が必要になります。触られた手を掴むのではなく、手首を強めに掴んで跳ね除けましょう。相手睨みつけて「やめてください!」と一言いえれば一番効果的です。それが出来ない時は幹事役へ相談して、途中退席するのが良いでしょう。
例え好意的なボディタッチだったとしても、NOの意思表示を示したい場合は、相手に可能性を少しでも感じさせる様な優しい対応をしないことです。拒否された側は都合の良い様にしか解釈しない場合もあるのです。
<あり得ない返し方>
こちらも好意を寄せている相手がボディタッチをしてくれた場合、ついついニヤッとしてしまうことがありますが、この表情を見た相手は「えっ?!最悪...」と思ってしまいます。‟嬉しい表情”ではなく‟嫌らしい表情”に感じてしまうのです。また、これもありがちなのが、「オレ(私)のこと好きなの?!」と敢えて聞いてしまう...せっかくの自然なボディタッチが不自然なセリフで台無しになってしまいます。もしOKならば相手の気持ちを察して、お互いが幸せな気持ちになる様な返し方を、さり気なく身に付けて行動できる様にいたしましょう。
今日も良い一日であります様に。
0コメント