“顔”のはなし(その9)
「性格は顔に出る」というのは、全ての人に言えることではありませんが、「性格の悪さが顔に出ている」と感じたことがある人は多いと思います。人を見た目で判断してはいけないと言うものの、やはり性格が見た目に及ぼす影響は否定できないと考える人も多いでしょう。心と顔の関連性については、何らかの因果関係が感じられると思います。では性格が悪い人の顔にはどのような特徴があるのでしょうか?今日は、「“顔”のはなし(その9)」として「性格の悪い顔つきとは?!)」をお送りいたします。
<目つきが悪い>
性格が悪い人の顔つきの特徴として、目つきが悪いということが挙げられます。性格が悪い人は目つきが悪いです。目つきの悪さは性格の悪さ。人格は良く目に出ます。目つきが悪いと言う事はそういう目つきばかりしてきたのです。目つきの悪さがクセになって、そのまま顔が変化していったのでしょう。人を睨みつけるような目つきや人を見下したような目つきをしている人は要注意。目は人の感情や考えが表れやすいパーツです。そして目つきというのは普段の生活や習慣の中で癖づけられていくものでもあります。いつも人を睨みつけていたり、人を見下したりしている人というのは、攻撃的だったり疑り深かったりする性格が目つきにも出てしまうものだと思います。中には「視力が悪い」といった問題もあるのかもしれませんが、目つきが悪いと「ずっとそのような顔をして生きてきた」と思ったほうが自然です。初対面で「この人、目つきがおかしいな」と思ったら、なるべく近寄らないようにするのがベターでしょう。また、目がつり上っているというものもあります。「目つきが悪い」のと同様、目がつり上ってしまうのも普段の生活習慣や考え方が影響しています。いつもイライラして怒っていたり気性が激しかったりする人は、目がつり上っていることが多いです。目がつり上がっている人は日常的に怒っている可能性が高いのです。日常的に怒るなんて、かなり性格が悪い可能性が高いと思われます。普通は日常的に怒るなんてしないでしょうから、それこそ、目の表情が変わる位、毎日怒る人は顔の形も変わってしまうのでしょう。目がつり上っている人は、普段から怒っていることが多い傾向が強いので気を付けましょう。
<眉間にしわが寄っている>
性格が悪い人の顔つきの特徴として、眉間にしわが寄っているということも挙げられます。自然な表情をしていても眉間にシワが寄ってくるのです。眉間にしわが寄る状況というのは、怒っているときや困っているとき、疲れているとき、悲しいときなどマイナスな感情を抱いたときです。普通にしていても眉間にしわが刻まれてしまっている場合、普段からマイナスの感情を抱いていることが他の人に比べて多い人だと言えるでしょう。つまり性格が悪い可能性が非常に高いといえると思います。
<笑顔の時に目だけ笑っていない>
性格が悪い人の顔つきの特徴として、笑っているときに目だけ笑っていないというものもあります。性格が悪い人は、心から笑っていることが少ないので、笑顔がぎこちなくなってしまっています。人相も悪く、本当は何を考えているんだろうと周囲から違和感を持たれてしまうこともあります。昔から「目は口ほどに物を言う」と言います。本当に心から笑っていれば目も明るく笑った感じになるのです。目が笑わないと言う事は暗い事を考えているのです。笑った表情をした時その人の目を見て下さい。目が笑っていなければ、それを笑ったとは言いません。笑顔の人や笑っている人の顔を見たときに、「笑っているはずなのに楽しそうに見えない」「笑っているはずなのに何か変」と感じたことはないでしょうか?。笑っているのに笑っていないように感じる場合は、目だけが笑っていないことが多いです。口角は上がっているし笑い声もするのに、目を見ると目じりが下がっていない…そんな人は心から笑っているわけではありません。いつも目だけ笑っていない人というのは、気持ちに何か暗いことがあったり病みを抱えていたりする可能性が高いと言えるでしょう。作り笑顔は、見抜ける人が見たら一瞬で見抜けてしまうものだと思いますが、作り笑顔を見るとゾッとしてしまいます。性格が良い人は笑う時に心の底から笑っています。笑顔に嘘はつきませんからね。
<顔がゆがんでいる>
性格が悪い人の顔つきには、顔がゆがんでいるという特徴も挙げられます。「性格がゆがんでいる人は顔もゆがんでいる」と言われることが多いように、性格のゆがみは顔にも出ることが多いです。「どこがどうおかしい」とハッキリ言うことはできないけれど、「何か顔に違和感がある…」「顔つきが何かおかしい」と感じるときは、顔にゆがみが出ている可能性があります。顔が歪んでいる場合は、中身も相当歪んでいると思って間違いありません。顔の歪みが大きければ大きいほど、性格も歪んでいる事が多いと思います。性格の歪みは本当に顔に出てきます。本人は気付かなくても、ふとした素の表情に性格の悪さがにじみ出ていることがあり、隠そうと思っても隠しきれないのです。卑屈な感情を抱えているので、日常的に表情を歪ませることが多くあります。そのため、歪みが顔に残り、特徴的になってしまっています。そして、一度顔が歪み出すとより一層性格も歪んできます。顔が歪んでいる人には十分気をつけましょう。顔がゆがんでいるというのは相当なことなので、関わる際には注意したほうがいいでしょう。
<口角が下がっている>
性格が悪い人の顔つきには、口角が下がっているという特徴もあります。笑顔のときには口角が上るのとは逆に、いつもムスッとしていれば口角は下がってしまうもの。不平不満や文句、人の悪口ばかり言っている人、マイナスの感情ばかり抱いている人は、だんだんと口角が下がったへの字の口が癖になっていってしまいます。そのため普段から口角が下がっている人はマイナスの感情が多い人である可能性が高いです。特に、口を閉じた時の口角に注目して下さい。口を閉じた時に口角が下がっていると言う事は、いつも暗い表情ばかりしている証拠。かなり性格が悪いかも知れません。
<鼻で笑っている>
とにかく常に、上から目線で人を見下してしまっているので、その心理が表情にも表れてしまいます。ふとした会話の中で、鼻で笑うような仕草をしている人を見かけたら要注意です。悪気なく行っていることが多く、クセになってしまっているのです。口にはしなくても心の中では相手を小ばかにしている可能性が高いと思います。また、本人に自覚がない場合が多いのですが、明らかに馬鹿にしたような表情をしてしまいます。いくら表面上で偽ろうとしても、人相が悪く、ふとした時に顔に出てしまうので、性格が悪い人を見抜くのは簡単です。何気ない会話をしている時に、片方の口角だけが上がっていないか、さり気なくチェックしてみましょう。
<クールに見える>
性格が悪い人の顔つきの特徴として、クールに見えるということも挙げられます。クールな表情の人はミステリアスな魅力があり男性であればモテることもありますが、付き合ってみたら冷酷だった…なんてこともあるもの。クールな顔つきの人は常に物事を冷静に冷めた目で見ていることも多いので、「冷たいな」と感じることも多いと思います。大体はいつも蚊帳の外から観察する事が多いので、何もしていなくてもクールに感じる事があります。そして、クールな対応をしていると、顔の造形もクールな顔になってきます。ですが、その心は決してクールなんかではありません。ただ、冷たいだけなのです。
顔には少なからずその人の感情や考え方が出てしまうもの。年齢を重ねていくたびにそれらは表情に張り付いていってしまいます。年をとったときに周りの人から顔を見て「この人は良い人生を送ってきたんだな」「良い人そうだな」と思われたいのであれば、若いうちから自分の言動に注意することが大切です。今日は、「“顔”のはなし(その9)」として「性格の悪い顔つきとは?!)」をお送りいたしました。それでは、この辺で失礼します。
(出典:生活百科、Menjoy、マユと学ぶ恋愛部)
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